Q. 少年野球で頑張っているお子さんに、毎週ヒットを打たせてあげたいと思いませんか?
YESなら
こちらのページも必読!
素振りを毎日100回や200回行っているという選手の話をよく耳にします。実際わたしがコーチングを担当している選手の中にも、毎日欠かさずたくさんの素振りを続けている選手がいました。しかし素振りとは、適切な動作で行えば非常に疲れやすいトレーニングです。つまり100回も200回も続けられてしまうということは、効果的な素振りができていないということなのです。
では効果的な素振りとは?答えはかんたんです。しっかりと下半身を使い、下半身主導でバットを振る動作です。下半身主導でバットを振る感覚がわからない選手は、まず脚を大股で開いて、膝を90°くらいまで曲げて低い体勢を作ってみてください。力士が四股を踏むような体勢です。その体勢のままバットを振ってみてください。かなり下半身に来るとと思います。この感覚が、最大限下半身を使ってバットを振れた時の感覚です。
小学生や中学生でまだ体が大きくない選手に多いのですが、下半身が浮いた状態でバットを振っている選手がいます。この形であれば100回振っても腕が少し疲れる程度で、200回振ろうとしても十分振っていけると思います。
ちょっと大げさな表現をすると、バットスウィングとは足部からのうねりでトルネードを作り、下から突き上げてくるそのエネルギーを徐々に上に伝えていき、末端である手で握ったバットにそのエネルギーを伝えていく動作です。本来は非常に大きなエネルギーを要しますので、10回連続で振っただけでもかなり疲れを感じるはずなのです。このような良い形で練習を続けていけば、最初は10回で疲れていたのが、徐々に30回50回と回数を増やしていくことができます。
上半身で200回振れるモーションで振るよりも、下半身からのうねりで20回振っただけで疲れる形で振った方が、練習効果ははるかに高くなります。ただ、うねりといっても体を回転させるようなテイクバックは取らないようにしてください。この形でテイクバックを取ってしまうとバットがアウトサイドインになりやすく、背番号を投手に見せてしまうので投球も見えづらくなります。
この機会に素振りからしっかりとした打撃モーションを身に付けたいという選手は、ぜひ
スラッガー養成コースを受講してみてください。教則本でも読めないような細かい内容のコーチングに、きっとご満足いただけるはずです。まずは一度、お気軽に
お問い合わせくださいませ。そのあとで受講をご検討いただければと思います。
ビデオの収録内容
講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー
などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。
ビデオの長さ:2時間44分
Chapter1 プロローグ
Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説
Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作
- 肘の内側を痛めやすい投げ方
- 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
- トミージョン手術とは?
- 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
- 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
- 上腕三頭筋が原因の野球肘
- 投球時に肘がロックされやすい変化球
- 肘がロックされやすいボールの握り方
- 肘がロックされやすい親指の使い方
- ネズミ(遊離軟骨)について
- カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
- 肘頭を痛めやすい投げ方
- 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方
Chapter4 野球肩になりやすい投げ方
- 肩を痛めやすいテイクバックの形
- 肩を痛めやすいコッキングの形
- ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
- 手投げとは?
- 左投手特有の肩を痛める投げ方
- 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
- 肩を痛める間違ったオーバースロー
- 徐々に肘が下がってしまう理由
- 野球肩になるボールリリースの形
- 肩への負荷が高くなる遠心力投法
- 0ポジションとは?
- 野球肩になる間違ったスナップスロー
- 背筋を痛めやすい投球フォーム
Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方
- ワインドアップ・ノーワインドアップ
- セパレーション
- テイクバック
- コッキング
- トップポジション
- アクセラレーション
- ボールリリース
- フォロースルー
- エクステンションとは?
- 一連の動作によるモーション解説
- 股関節の正しい使い方
- 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
- 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
- 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
- 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
- お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点
Chapter6 肩のコンディショニング
Chapter7 エピローグ