そして野球塾以外に、アメリカの少年野球チームには連盟が雇っているプロコーチがいるチームが多いんです。もちろんすべてのチームにプロコーチがいるわけではないのですが、初心者チームを除外して見てみると、少なくとも2〜3チームに1チームはプロコーチがいるように見えます。
プロコーチは日本の少年野球のコーチのように、経験則だけで指導することはほとんどありません。経験を伝えることはもちろんあるわけですが、それはあくまでも経験談であり、指導ではありません。プロコーチは選手個々の能力、スタイルによって臨機応変に指導法を変えていきます。そのためにアメリカは個性豊かなメジャーリーガーが数多く誕生しているわけですね。
日本の少年野球の指導内容を当野球塾開校以来6〜7年リサーチし続けているのですが、人間の体の構造に合った投球動作の指導ができているチームは、100チームに1チーム未満です。わたしたちLittlerockheartが指導しているような、人間の体の構造に即した、怪我のリスクを軽減させパフォーマンスをアップさせられる動作指導を行っている少年野球チームと、わたしはまだ出会ったことがありません。
きっと日本のどこかには素晴らしい指導を行っているお父さんコーチもいらっしゃるのでしょうが、わたし自身はまだ出会えずにいます。それだけ高い指導力を持ったコーチが少ないからこそ、野球塾に通うことにより、自分自身で適切な動作を学ぶ必要があるのです。
例えばボールを投げるにしても打つにしても下半身が重要なわけですが、下半身がなぜ重要なのか、またどのような動作が適切な下半身の動作なのかを具体的に説明できるお父さんコーチはいらっしゃいますか?下半身を鍛えるだけでは適切な動作を取ることはできません。
日本のアマチュア野球はとにかくご飯をたくさん食べさせて体をムチムチに大きくすることばかりを推奨していますが、それによって下半身が使えるようにはなりません。体を大きくすることは二の次でいいんです。まずは適切な基礎動作を身につけ、もう少しレベルの高い動作を身につけるためにもう少し鍛え、さらにレベルの高い技術を身につけるためにあと少し鍛え。このように技術進歩に合わせながら体を大きくしていかなければ、最初に体を大きくしてしまってはその体を使いこなせない状態になってしまいます。
体が小さくても、体が細くても、力強いパフォーマンスを発揮することは十分に可能なのです。体の大きさに頼ったプレーをしていては、いつまで経ってもレベルの高い野球動作を身につけることはできません。よりレベルの高い野球動作を身につけられるように具体的でわかりやすい指導ができるのが、わたしたちのような野球塾のプロコーチなのです。
ぜひ一度TeamKazオンライン野球塾のコーチングを受けてみてください。ショートタイムコーチング1時間でも構いません。コーチングを受けていただければ、野球塾同等の指導を野球チームでは決して受けられないことを理解していただけるはずです。