Littlerockheartのようなパーソナル投手コーチングや、元プロ野球選手などが開講している野球塾はなぜ必要なのでしょうか?これには非常に大きな理由があるのです。それは基礎です。逆の見方をすると、野球に関する正しい基礎知識を持っていなければ、選手の個性を伸ばしていくことはできないのです。選手の個性とは、しっかりとした正しい基礎能力という土台の上に成り立つものです。つまり斬新な理論を持っていたとしても、基礎を理解していなければ仕方がないわけなのです。
投手の個性と言って思い出されるのは、野茂英雄投手のようなトルネード投法であったり、村田兆治投手のようなマサカリ投法などです。しかしこれからの大きな個性も、しっかりとした基礎があるからこそ成り立っているのです。基礎がないのにトルネード投法やマサカリ投法をしたとしても、野茂投手や村田投手が活躍できていた可能性はありません。
少年野球チームで考えてみることにしましょう。少年野球チームには選手は20~30人はいます。高校の野球部で言えば部員50人以上いるところも珍しくはありません。ですがそれに対し指導者(コーチ)の人数はわずかです。しかも少年野球チームの場合、お父さんコーチが必ずしも正しい基礎を理解しているかどうかは分かりません。もしかしたらお父さんが子どもの頃に習った、実は間違っている野球理論を子どもたちに教えてしまっている可能性もあります。実はこのケースは非常に多いのです。
Littlerockheartの投手コーチングで最も大切にしているのは、選手が肩や肘を痛めにくい投球動作の習得です。無事是名馬という言葉がありますが、名選手になれる選手というのはほとんど大きな怪我をしません。怪我をしなければ目いっぱい練習できますし、その分能力を存分に伸ばしていくこともできます。
Littlerockheartの投手コーチは、少年野球チームの指導者にコーチング方法をアドバイスすることも多いのですが、実は非常に多くの指導者が間違った理論で子どもたちを指導してしまっているのです。野球肘というのは自然となるものではありません。間違った知識で投球動作を覚えてしまうことにより起こることなのです。つまり世の中の野球指導者が全員正しい理論を理解し、それを子どもたちに教えていたとしたら、野球肘を撲滅させることもできるはずなのです。
今痛くなかったとしても、間違った投げ方をしていれば将来必ず肘を痛めることになります。実は本屋さんで買える野球教則本でも、間違ったことを教えているものが非常に多いのです。これはしっかりと科学的(医学的)に野球を勉強することなく、自らの経験則だけで書いてしまっているためです。
投球動作は、野球を続ける年数が増えるほど改善に時間がかかるようになります。理想は中学生までに正しい投球動作をマスターすることです。体格が完成し始める高校生になってしまうと、投球動作の改善には中学生以上に時間がかかってしまうようになります。ですので正しい投球動作は中学生までにしっかりと身に付けるようにしましょう。そしてできればレギュラーになる前の中学1~2年生のうちにマスターしておくことが理想です。
コーチングを受けたからと言って個性が消えることはありません。例えば有名な元プロ野球選手Aさんが指導をして、教わった選手全員がAさんに似た投球動作になってしまっては意味がありません。コーチング方法は、必ず選手個々に合わせて行わなければなりません。ですがそれが非常に難しいのが、大勢の選手に対して少数のコーチしかいないチーム状況であり、本当に正しい基礎知識を持っていない野球指導者が非常に多いという現状なのです。
この現状は簡単に変えることはできません。だからこそマンツーマンで密度の高いコーチングを受けられるパーソナル投手コーチングやその他野球塾が必要なのです。
もしこの記事を読んでくださっている方が選手の親御さんだった場合、お子さんの投げ方が野球肘になりにくい投げ方だと断言できますか?野球チームの指導者が本当の意味で正しい基礎知識を持っていると断言できますか?もし断言できないようであれば、ぜひ一度Littlerockheartにご相談ください。ご相談だけであればもちろん無料ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。