投球動作には二次元投法と三次元投法がある

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打者から見て、最も打ちにくい投手とはどのような投げ方をする投手だと思いますか?投手であれば、ぜひこのことについて一度熟考してみてください。体を目いっぱい使って、身長以上に大きく見える投手ですか?独特な投球フォームで投げてくる投手ですか?

TeamKazオンライン野球塾の考えはこうです。打者から見て最も打ちにくい投手は、二次元で投げてくる投手です。

三次元というのは縦・横・奥行という立体です。一方投手にとっての二次元とは縦と横ということになります。もちろん厳密な意味ではアニメのような完全な二次元になることはできません。しかし打者からすると、まるで二次元であるかのようにボールとの距離感を上手く測れない投げ方があるのです。

三次元の場合、打者はボールまでの距離感を縦・横・奥行という3つの要素で測ることができます。しかし二次元の場合はその要素が縦と横しかないため、距離感が非常につかみにくくなるのです。つまり、タイミングがとりにくくなるということです。打者の仕事はボールにタイミングを合わせてバットを振ることで、投手の仕事はそのタイミングを外すことです。では二次元とはどのような投げ方のことを言うのでしょうか?

「腕を大きく使って、体全体で投げろ」という指導をされた方はいらっしゃいませんか?体全体を使って投げることは非常に重要なのですが、しかし腕を大きく使ってはいけません。そうしてしまうと、縦と横だけではなく、打者からは腕の前後の動き、つまり奥行に対する動きが見やすくなってしまうのです。

二次元で投げて打者に奥行を見せないためには、例えばダルビッシュ有投手のように腕をコンパクトに振ることが重要となります。腕は決して大きく使ってはいけません。コンパクトに振るからこそ制球力、切れが増すのです。

腕を大きく使い、三次元で投げてしまうと打者がタイミングを合わせやすくなるばかりではなく、肩や肘にかかるストレスも同時に大きくなります。そしてその僅かなストレスが日々繰り返されることにより、後々肩痛や肘痛に見舞われてしまうことになります。今は大丈夫でも、三次元投法を続けて行けば将来的にはかなり高い確率で肩痛や肘痛を起こすようになります。

技術的なことを厳密に言えばちょっと違うのですが、感覚的にはダーツを思い描いてみてください。ダーツの腕の振りは完全に前後だけですよね。弧の動きはほとんどありません。そのため的側から見ると、ダーツがいつ手から放たれるのかが非常に分かりづらいのです。

TeamKazオンライン野球塾では現在SLP理論を提唱しているわけですが、二次元投法に関する指導もこの中には含まれています。そして当たり前ですが、決して特殊な投げ方ではありません。プロアマ問わず、怪我をせず長年好成績を続けられる投手のほとんどが知らず知らずのうちに実践していることなのです。怪我のリスクを軽減させ、逆にパフォーマンスを向上させるためにも、ぜひ一度TeamKazオンライン野球塾のパーソナル投手コーチングを体験してみてください。

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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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