バットへの理解を深めれば打撃パフォーマンスは向上する!

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野球というスポーツは、コーディネイト能力を最も高めることのできるスポーツです。コーディネイト能力とは、何かを調整したり、調和を作り上げる能力のことです。例えば使う道具と自分との関係を上手く調整したり、調和させたり、あとはチームメイトとの調和を成り立たせたり。でも道具に関しての理解が浅い選手が非常に多いように感じられます。


例えばバット1本取っても、バットにはいくつもの用語があります。グリップ、グリップエンド、ノブ、スウィートスポット、芯、バレル、プラグ、板目、柾目、クレスト、トップバランス、ミドルバランス、カウンターバランスなどなど。材質に関して言えば同じ木製バットであっても、アオダモ、ホワイトアッシュ、メイプル、ハードメイプル、バンブー、ラミ、ビーチ、朴などがあり、材質によって扱い方や打感がまったく変わってきます。

さて、バットには芯の太い、細いというのがあるのをご存知でしょうか?金属バットの場合は芯が太い場合がほとんどですが、木製バットの場合は芯の太さによってバットの扱い方をガラッと変える必要があります。

芯が細いバットの場合、ジャストミートさせることは難しいのですが、ジャストミートさせられると打球が本当によく飛んでいきます。逆に芯が太いバットの場合、ミートさせることは簡単なのですが、その反面飛距離はそれほど伸びません。しかしアマチュア選手の場合、購入前に実打して確かめるわけにはいきません。プロ野球選手のように10本くらい大人買いして、その中から自分に合った1本を選ぶことができれば最高ですが、アマチュア選手ではそんなことはできません。

だからこそ技術が必要なんです!つまりどんな種類のバットであっても自分自身をバットにアジャストしていけるコーディネイト能力です。自分の技術に道具を合わせるのではなく、道具の性格に自分のパフォーマンスを合わせていけるのが技能というものです。つまりミスを道具のせいにしてしまうのは、自分に技能がないことを証明しているということになるわけです。

そしてこのコーディネイト能力を活かすためにも、バット用語を理解し、その1本への理解を深めることが必要なわけです。人間関係と同じですね。相手のことを理解することができなければ、友情を築き上げることはできません。バッティングも同じです。バットのことを深く理解することができなければ、そのバットを最大限活かすことができず、そのバットによるパフォーマンス(バッティング)を最大限高めることもできなくなってしまうというわけです。

最大限のパフォーマンスを引き出すためにも、ご自身がお持ちのバットの性格をしっかりと理解するようにしてみてください。バットの性格に新たな発見があれば、そこから自らのパフォーマンスをさらに向上させていくことも可能になるはずです。
筆者:カズコーチ(プロフィール)
TeamKazオンライン野球塾 プロ野球選手のパーソナルコーチング、自主トレサポート、動作分析、試合内容分析、小中学生の個人レッスンなどを業務としているプロフェッショナルコーチです。
TeamKazオンライン野球塾主宰
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野球肩野球肘を改善できるだけではなく、肩肘を痛める前に肩肘を痛めない本当に正しい投げ方をマスターできる!

ビデオの収録内容

講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。

ビデオの長さ:2時間44分

Chapter1 プロローグ

Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説

Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作

  • 肘の内側を痛めやすい投げ方
  • 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
  • トミージョン手術とは?
  • 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
  • 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
  • 上腕三頭筋が原因の野球肘
  • 投球時に肘がロックされやすい変化球
  • 肘がロックされやすいボールの握り方
  • 肘がロックされやすい親指の使い方
  • ネズミ(遊離軟骨)について
  • カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
  • 肘頭を痛めやすい投げ方
  • 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方

Chapter4 野球肩になりやすい投げ方

  • 肩を痛めやすいテイクバックの形
  • 肩を痛めやすいコッキングの形
  • ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
  • 手投げとは?
  • 左投手特有の肩を痛める投げ方
  • 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
  • 肩を痛める間違ったオーバースロー
  • 徐々に肘が下がってしまう理由
  • 野球肩になるボールリリースの形
  • 肩への負荷が高くなる遠心力投法
  • 0ポジションとは?
  • 野球肩になる間違ったスナップスロー
  • 背筋を痛めやすい投球フォーム

Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方

  • ワインドアップ・ノーワインドアップ
  • セパレーション
  • テイクバック
  • コッキング
  • トップポジション
  • アクセラレーション
  • ボールリリース
  • フォロースルー
  • エクステンションとは?
  • 一連の動作によるモーション解説
  • 股関節の正しい使い方
  • 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
  • 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
  • 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
  • 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
  • お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点

Chapter6 肩のコンディショニング

  • 野球肩のセルフチェック法
  • 4種類のインナリング

Chapter7 エピローグ

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