タイミングを合わせるのが苦手な打者の典型と修正方法

TeamKazオンライン野球塾 Q. 少年野球で頑張っているお子さんに、毎週ヒットを打たせてあげたいと思いませんか?
YESなら こちらのページも必読!

ピッチャーの仕事はバッターのタイミングを外すこと、バッターの仕事はピッチャーのボールにタイミングを合わせること。ピッチャーとバッターの勝負は、このどちらが成功したかにより大勢が決まります。それでも10回中7回はピッチャーが勝ちますので、バッティングはそれほど難しいもの、と考えることもできますね。


プロ野球では打率3割打てれば一流と言われています。しかし小中高の学生野球であれば、4割前後は打ちたいものです。実際レベルの高い投手が少ない分、4割打つことは十分に可能なのです。当野球塾には打率0割台の学生選手がたくさん通っていますが、打撃技術を1からしっかりと見直したことにより、4割前後打てるようになった選手がたくさんいます。ではどうすればそれが可能になるのか?

もちろん身につけなければならない技術はたくさんあります。しかしそれが身についていたとしても打てない選手は打てません。その理由はピッチャーのタイミングでバッティングをしに行ってしまうからです。その典型例はボールを迎えに行ってしまう打ち方ですね。

体重移動をする打ち方の場合はポイントが前になりやすく、ちょっとしたことですぐにボールを迎えに行く打ち方になってしまいます。そういう意味でも当野球塾では現代のプロ野球の主流になっている体重移動をしない打撃技術を中心に指導しています。体重移動をしない打ち方ができるようになると、ピッチャーのボールを自分の打ちやすいポイントに来るまでしっかりと待てるようになります。

体から遠いポイントではなく、体に近いポイントにボールが来るまで待てるからこそ、バットを正確にボールにぶつけて行くことができ、ヒットの本数が増えるという結果につながります。言い方を変えると、ピッチャーのタイミングで投げられたボールを、バッターのタイミングで打てるかどうか、ということです。

打つ時にどうしても体が突っ込んでしまったり、ボールを迎えに行く打ち方になってしまう選手は、振り遅れるくらいの気持ちで打ちに行ってみてください。右打者ならセカンドライナー、左打者ならショートライナーをイメージします。ですが流し打ちにならないように気をつけてください。あくまでも少し振り遅れて打つというイメージで行います。流し打ちの形になってしまうとバットを振り切ることができませんので、当てるだけのバッティングになってしまいます。

ピッチャーはあらゆる方法でバッターのタイミングを外しにかかってきます。その上でピッチャーのタイミングで打ってしまっては打率が上がることはまずありません。だからこそ振り遅れるくらいの気持ちで、ボールがバッターのタイミングに入って来るまで待つことが打率を上げるためには重要となります。

自分のタイミング、自分の打ちやすいポイントに来るまでボールをしっかりと待ち、素振りをするような気持ちでバットを出していけば、3打席に1回は良い打球を飛ばせるようになるはずです。打撃不振の選手はぜひ試してみてください。
筆者:カズコーチ(プロフィール)
TeamKazオンライン野球塾 プロ野球選手のパーソナルコーチング、自主トレサポート、動作分析、試合内容分析、小中学生の個人レッスンなどを業務としているプロフェッショナルコーチです。
TeamKazオンライン野球塾主宰
投球障害予防改善法ビデオ緊急発売! 野球肩野球肘の与王改善法が、野球経験のない親御さんにもよく分かる! 特別価格

ビデオのお試し再生ボタン

カートに入れる

野球肩野球肘を改善できるだけではなく、肩肘を痛める前に肩肘を痛めない本当に正しい投げ方をマスターできる!

ビデオの収録内容

講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。

ビデオの長さ:2時間44分

Chapter1 プロローグ

Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説

Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作

  • 肘の内側を痛めやすい投げ方
  • 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
  • トミージョン手術とは?
  • 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
  • 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
  • 上腕三頭筋が原因の野球肘
  • 投球時に肘がロックされやすい変化球
  • 肘がロックされやすいボールの握り方
  • 肘がロックされやすい親指の使い方
  • ネズミ(遊離軟骨)について
  • カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
  • 肘頭を痛めやすい投げ方
  • 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方

Chapter4 野球肩になりやすい投げ方

  • 肩を痛めやすいテイクバックの形
  • 肩を痛めやすいコッキングの形
  • ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
  • 手投げとは?
  • 左投手特有の肩を痛める投げ方
  • 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
  • 肩を痛める間違ったオーバースロー
  • 徐々に肘が下がってしまう理由
  • 野球肩になるボールリリースの形
  • 肩への負荷が高くなる遠心力投法
  • 0ポジションとは?
  • 野球肩になる間違ったスナップスロー
  • 背筋を痛めやすい投球フォーム

Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方

  • ワインドアップ・ノーワインドアップ
  • セパレーション
  • テイクバック
  • コッキング
  • トップポジション
  • アクセラレーション
  • ボールリリース
  • フォロースルー
  • エクステンションとは?
  • 一連の動作によるモーション解説
  • 股関節の正しい使い方
  • 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
  • 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
  • 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
  • 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
  • お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点

Chapter6 肩のコンディショニング

  • 野球肩のセルフチェック法
  • 4種類のインナリング

Chapter7 エピローグ

カートに入れる
TeamKazオンライン野球塾