主砲/big gun

日本ではホームランバッターのことを主砲、大砲と呼んだりしますが、それと同じニュアンスで、英語では主砲のことを big gun と呼びます。直訳すると大きな銃、つまり大砲ですね。The big gun came to the plate. となると、主砲が打席に立った、という意味になります。

ちなみにメジャーリーグの場合はチーム最強打者が4番ではなく、3番に座ることがほとんどです。時々2番に立つというケースもあります。アメリカではチーム最強の打者は、初回に100%打席が回ってくる3番に座るというケースが多く、チームで2番目に信頼されているバッターが4番を打つケースが大半です。

近年は日本のプロ野球でも3番バッターが打点王になるケースが増えてきました。ちなみに一部の高校大学野球では、チーム最強の打者が最も多く打席が回ってくる1番に座るというチームもちらほら見受けられます。まずは主砲に出塁してもらい、後続で繋いでホームに返す、といういわゆるスモールボールですね。big gun が1人しかいないチームにとっては、このような戦術も有効となってきます。

ただ理想としてはやはり、リードオフマンが出塁し、2番打者でチャンスを広げ、3・4番で返していくという形が最もチームに勢いを与えられるとは思います。
  • 日本語/主砲
  • 英語/big gun
  • 読み方/ビッグガン