ハッチェリーのバネインソールを勧めたい理由

hatchery.jpg今回はハッチェリーのインソールをご紹介したいと思います。靴に入れるインソールが非常に大切だということは、今さら書く必要はないと思います。インソールが合っているかいないかで、その靴をフルで活用できるかが決まってくると言っても過言ではありません。

TeamKaz野球塾であるわたくしチーフコーチは、2010年からハッチェリーのインソールを愛用しています。ハッチェリーは東京の世田谷にあるインソールのメーカーなのですが、石膏で足型を取ってインソールを作ってくれるんです。

わたしも石膏で作ってもらおうと思いお店に足を運んだのですが、実はわたしは右脚だけがO脚なんです。O脚のまま石膏でインソールを作っても、そのO脚を維持するためのインソールになってしまうため、お店のスタッフさんに石膏で作るならO脚を改善してからの方がいいとアドバイスをされました。

そして勧められたのがバネインソール です。バネインソールはオーダーメイドではなく、普通の靴屋やスポーツ量販店でも取り扱っている商品です。ハッチェリーに行った時わたしはスパイク、ランニングシューズ、革靴を持って行ったのですが、それぞれの用途に合ったバネインソールを選んでもらい、すべての靴に違う種類のバネインソールを入れてもらいました。

でも元々は1足分をオーダーメイドで頼む予定だったので、3足分購入しても予定よりずっと安く済みました。プロ野球選手の多くはオーダーメイドのハッチェリーインソールを使っているそうですが、埼玉西武ライオンズの中村剛也選手や、歌手の安室奈美恵さんはバネインソール の方を長年愛用しているのだそうです。

バネインソール を長年使い続けた感想ですが、シューズに元々入っていたインソールと比べると、安定感に違いが出てきます。運動している時よりも、むしろ直立している時の方がその違いをより実感することができます。まず立っている安定感が増し、靴の中で足が滑ることもまったくなくなりました。そして2時間スパイクを履いてコーチングをした後の疲労感を比較すると、バネインソールを履いている時の方が疲れを感じませんでした。やはり安定感が増している分、余分な動きを取る必要がなくなり、その分疲労が少なく済んでいるのだと思います。

そんなバネインソールにも寿命はあります。わたしの場合は靴を新調した際と、使って1年が経過したタイミングでインソールを新調するようにしています。毎日ハードに使っている靴の場合、1年以上経ってくるとバネインソールと言えどもホールド感が低下してきます。ですので長くても1年しか使わないようにしています。

本当はわたしのバネインソールの写真を掲載したかったのですが、今現在すべて半年以上経っていてキレイじゃないんです(苦笑)。ですので写真は新調した時にまたご紹介したいと思います。

バネインソールは本当にオススメです。わたしの場合は革靴にも入れているわけですが、女性が履くハイヒールやパンプスにこそ入れて欲しいと感じています。きっと今まで以上に安定し、歩き方も美しくなり、疲れが軽減されるはずです。

ちなみにわたしの場合はこだわりがあって、革靴、スパイク、ランニングシューズすべてに違う種類のバネインソールを入れていますが、1種類買って、それを使い回すだけでも十分だと思います。

普通に売っている1000〜2000円のインソールとは、まったく別物であると考えてください。履き比べていただければお分かりいただけると思いますが、バネインソール を利用すると足と靴のフィット感、そして直立した時の安定感が本当に良くなります。ぜひ一度試してみてください。