ミート力を向上させたければ今すぐ○○はやめろ!

TeamKazオンライン野球塾 Q. 少年野球で頑張っているお子さんに、毎週ヒットを打たせてあげたいと思いませんか?
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体重移動をして頭を移動させずに打つことはできない!

長打力をアップさせるためには、まず根本的なミート力が不可欠です。ミート力が低ければバットにボールは当たらず、長打どころかヒットさえ生まれません。打率を上げるためにも、長打力を上げるためにも、やはりまずは基本的なミート力の向上が必要になります。

日本の少年野球で野球を教わると、99.9%は体重をボールにぶつけていく、体重移動をする打ち方を教え込まれてしまうと思います。しかし体重移動をする打ち方をして、頭をまったく移動させずにスウィングをすることは物理的に不可能なんです。

少年野球のコーチたちは体重移動をする打ち方を教えながらも、しきりに「頭を動かさずに打て」と言いますよね?でもこれはまさに矛盾した指導となります。

体重移動をしても頭を動かさずに打てる!でも!!

もちろん体重移動をしても頭を移動させずに振ることはできます。しかしそれだとガッツリ体重移動をすることはできず、頭を移動させずに打つためには体重移動を半分くらいに留めておく必要があります。でもそれだど、根本的に体重移動をして打つ意味がありません。

例えばインパクトの瞬間に、体が二等辺三角形に見えるバットスウィング、これを良しとする野球教則本も多数ありますが、スポーツ科学的にはこれは間違いです。ちなみにこれを良しとしている野球教則本で、その科学的根拠を述べているものは皆無です。

まず二等辺三角形で打ってしまうと、必ず股関節で軸(上半身と非軸脚を結んだライン)が折れ曲がってしまいます。そして軸が折れ曲がればスウィングは遅くなりますし、さらに軸が折れ曲がることにより短くなれば、スウィングに大きなブレが生じ、ミート力を低下させる原因となってしまいます。

ミート力を向上させたければ今すぐ体重移動はやめよう!

体重移動をする打ち方をウェイトシフト、体重移動をしない打ち方をステイバックと言います。今プロ野球でもメジャーリーグでも、毎年のように安定して好成績を残しているバッターのほとんどがウェイトシフトで打っています。しかし未だに体重移動をして打っているバッターは、例えアマチュア時代に輝かしい成績を残していたとしても、プロでは鳴かず飛ばずである選手が非常に多いんです。

正直なところ、アマチュア野球ではある程度は体格とセンスだけで通用してしまうことがあります。甲子園レベルでも然り。しかし99%の選手は体格やセンスに恵まれているわけではありません。ということはやはり、しっかりと科学的に正しい技術を身につけていかなければ安定した成績は残せない、ということになります。

言い方を変えれば、科学的に正しいフォームを身につけることができれば、体格やセンスは関係なく試合でたくさんのヒットを打てるバッターになれるということです。プロ野球でもいますよね?体格に恵まれていないのにヒットをたくさん打っているバッターたちが。

あなたも今すぐ体重移動をやめれば、細身でも小柄でも良いバッターになることはできます。ウェイトシフトではなく、ステイバックを身につけて打てるようになりましょう。

ステイバックで打てるようになると打率も長打力も急上昇!

僕の生徒さんの99.99%も、レッスン前はウェイトシフト、もしくは中途半端なウェイトシフトで打っている選手ばかりでした。そのためほとんどの選手がシーズン打率3割をマークしたことがなく、1〜2割台を行ったり来たりという成績でした。

しかし僕のオンラインレッスンによってウェイトシフトをマスターした生徒さんたちは、スウィング中に頭がまったく動かなくなり目線が安定し、軸回転も綺麗な一直線で安定してスウィング速度が速くなり、ミート力が向上するだけではなく、長打力アップにも成功しています。シーズン打率3割・4割も当たり前です!

例えば軟式野球チームに入っているこちらの小学生の、僕のレッスンを受ける前と、受けた後のスウィングを見比べてみてください。

まるで別のバッターのようですよね?レッスン前は打球が二塁ベースにも届かなかったのですが、レッスン後は打率も急上昇し、センターの頭を越える打球も打てるようになりました。もちろんビヨンドなしでです!

こちらの小学生がまさに、僕のレッスンによってステイバックをマスターすることができた選手のひとりです。

レッスン前はこれだけ基本ができておらず、ヒットもまったく打てなかった子でも、僕のレッスンを受けていただければこれだけフォームが良くなり、成績もみるみるアップしていくんです!
(ちなみに小学生だけではなく、草野球選手の生徒さんも多いんですよ)

ここまで読んだら、もう体重移動を続けようとは思いませんよね?

体重移動をする打ち方が、なぜ日本だけでここまで広がっているのかと言うと、時代は沢村栄治投手の頃に遡ります。当時も日米野球が行われていたのですが、この頃の日米選手の体格差はまさに大人と小学生ほどあって、日本人選手がまともにバットを振っても打球がまったく前に飛ばなかったんです。

そこで選手たちが考えたのが体重ごとぶつかっていくように打つ打ち方、つまり体重移動をするウェイトシフトという打ち方でした。この当時はアメリカ人選手もまださほど多くの変化球は投げていなかったため、ストレートに的を絞っておけば、体重移動をしてもある程度ヒットを打つことはできました。

以来、日本の野球界ではひたすら体重移動をする打ち方が教え込まれてしまうようになったんです。そしてこの体重移動をする打ち方の刷り込みこそが、日本人打者がなかなかメジャーリーグで活躍できない原因になっています。

ステイバックで打てると利き手をメインとして使える!

バットスウィングにおいては、両手は同時に均等に使うわけではありません。体重移動をするとボトムハンド(グリップの下になる手)がメインとして使われ、ステイバックだとトップハンドがメインになります。そして通常はトップハンドが利き手になります。

右打者のほとんどは利き手が右手、左打者のほとんどが利き手は左手だと思います。ステイバックで打てるようになると、反対の手よりも力があって器用な利き手をメインにしてバットを振っていけるため、正確性も飛距離も伸びやすくなるんです。

ちなみに両方の手を均等に力強く使ってしまうと、押されても負けない力強さはアップしますが、スウィング速度は大幅に低下してしまうため、打撃成績を向上させることは難しくなります。

バットスウィングが遅いと、かなり早いタイミングでバットを振り始めなければならないため、ボールの見極めも困難になり、選球眼も悪化してしまいます。

ミート力を向上させるためのまとめ

ミート力を向上させたければ、とにかく今すぐ体重移動はやめて、ステイバックモーションの習得を目指してください。しかし生兵法は怪我の元です。即席で受け売りの知識でマスターしようとすると、どこか間違った動作になってしまうケースが非常に多いため、僕のようなプロコーチのレッスンや、お近くの野球塾に通うようにされてみてください。

現状、少年野球チームや野球部の指導者がステイバックを科学的に理解しているケースはほとんどないと言っても過言ではありません。もちろん中にはしっかりと勉強され、正しく理解されている方もいらっしゃいますが、そのような勉強熱心な方は、少年野球や野球部の指導者の中にはほとんどいないと思っておく方が無難です。

ということで長くなりましたが、ミート力を向上させるためにはとにかくステイバックを身につけることが重要である、ということについてお話しさせていただきました。

筆者:カズコーチ(プロフィール)
TeamKazオンライン野球塾 プロ野球選手のパーソナルコーチング、自主トレサポート、動作分析、試合内容分析、小中学生の個人レッスンなどを業務としているプロフェッショナルコーチです。
TeamKazオンライン野球塾主宰
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野球肩野球肘を改善できるだけではなく、肩肘を痛める前に肩肘を痛めない本当に正しい投げ方をマスターできる!

ビデオの収録内容

講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。

ビデオの長さ:2時間44分

Chapter1 プロローグ

Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説

Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作

  • 肘の内側を痛めやすい投げ方
  • 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
  • トミージョン手術とは?
  • 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
  • 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
  • 上腕三頭筋が原因の野球肘
  • 投球時に肘がロックされやすい変化球
  • 肘がロックされやすいボールの握り方
  • 肘がロックされやすい親指の使い方
  • ネズミ(遊離軟骨)について
  • カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
  • 肘頭を痛めやすい投げ方
  • 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方

Chapter4 野球肩になりやすい投げ方

  • 肩を痛めやすいテイクバックの形
  • 肩を痛めやすいコッキングの形
  • ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
  • 手投げとは?
  • 左投手特有の肩を痛める投げ方
  • 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
  • 肩を痛める間違ったオーバースロー
  • 徐々に肘が下がってしまう理由
  • 野球肩になるボールリリースの形
  • 肩への負荷が高くなる遠心力投法
  • 0ポジションとは?
  • 野球肩になる間違ったスナップスロー
  • 背筋を痛めやすい投球フォーム

Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方

  • ワインドアップ・ノーワインドアップ
  • セパレーション
  • テイクバック
  • コッキング
  • トップポジション
  • アクセラレーション
  • ボールリリース
  • フォロースルー
  • エクステンションとは?
  • 一連の動作によるモーション解説
  • 股関節の正しい使い方
  • 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
  • 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
  • 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
  • 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
  • お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点

Chapter6 肩のコンディショニング

  • 野球肩のセルフチェック法
  • 4種類のインナリング

Chapter7 エピローグ

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