ビヨンドがなくても飛距離が伸びる直角打法とは?!

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人間は力学的に直角で一番強い力を発揮できる!

打球の飛距離を伸ばすためにはどうすればいいのか?これは野球をされている方なら、誰もが一度は考えたことがあると思います。その方法は例えば草野球であればビヨンドを使うのが一番手っ取り早いと思います。ですがこの記事を開いてくださっているということは、道具に頼るのではなく、技術を高めて飛距離を伸ばしたいと考えている方なのだと思います。ですのでスラッガー養成コラム記念すべき1本目のコラムとして、飛距離を伸ばすための技術を1つ解説していきたいと思います。

その技術は非常にシンプルです。まず、腕相撲を思い浮かべてみてください。腕相撲をする際、一番力が入る肘の角度は90°であるはずです。90°より狭くても、広くても、最大の力を発揮することはできないはずです。そういうことなのです。つまりバットでボールにコンタクトする際、この90°という角度を実現させられれば、最大限の力を発揮することができ、最大限の力を発揮できるからこそ飛距離が伸びていくということなのです。

上半身に作りたい6つの90°

  1. トップハンドの肘(右打者の右肘、左打者の左肘)
  2. 右前腕とバット
  3. 左前腕とバット
  4. 前腕同士
  5. 打ちに行った際のトップハンド前腕と軸
  6. 打ちに行った際のバットと軸

この6カ所が90°になっていればそれだけでパワーを全開にすることができ、飛距離は伸びていくはずです。ちなみに6つ目のバットと軸に関しては、体側(体の真横)から見て90°に見えていればオーケーです。仮にそれよりもバットが下を向いていると、いわゆるヘッドが下がっている状態となります。この時下がっているだけではなく、反対にヘッドが上がっていても最大限の力を発揮することはできませんので注意が必要です。

試しに6つの90°を実現させたコンタクトの瞬間の静止体勢と、そうじゃない静止体勢の両方で、チームメイトにバットを前(投手方向)から押してもらい、それをバットで腕相撲をするかのように押し返してみてください。90°を実現させた静止体勢からの方が、絶対に強く押し返せるはずです。

ステイバック打法によりフィットする6つの90°

あなたは普段、どのような素振りをしていましたか?もし90°が1つもない形で素振りをされていた方は、今日から早速6つの90°を取り入れた素振りに変えてみてください。そして素振りで形ができてきたらティーバッティング、ティーで形ができてきたらフリーバッティングという風に、段階付けながら徐々に練習の難易度を高めていってください。

大切なことはジャストミートした時も、空振りした時も、まったく同じスウィングであるということです。これこそが打撃フォームが固まっているということなのです(完全にタイミングが外れて泳がされた時は別です)。

ただ、この打ち方は体重移動をしてしまう形で振っている方にとっては少し難しいかもしれません。どちらかと言えば体重を移動させないステイバック打法で振っている方向けの技術です。この点のみ注意してください。

筆者:カズコーチ(プロフィール)
TeamKazオンライン野球塾 プロ野球選手のパーソナルコーチング、自主トレサポート、動作分析、試合内容分析、小中学生の個人レッスンなどを業務としているプロフェッショナルコーチです。
TeamKazオンライン野球塾主宰
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野球肩野球肘を改善できるだけではなく、肩肘を痛める前に肩肘を痛めない本当に正しい投げ方をマスターできる!

ビデオの収録内容

講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。

ビデオの長さ:2時間44分

Chapter1 プロローグ

Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説

Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作

  • 肘の内側を痛めやすい投げ方
  • 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
  • トミージョン手術とは?
  • 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
  • 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
  • 上腕三頭筋が原因の野球肘
  • 投球時に肘がロックされやすい変化球
  • 肘がロックされやすいボールの握り方
  • 肘がロックされやすい親指の使い方
  • ネズミ(遊離軟骨)について
  • カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
  • 肘頭を痛めやすい投げ方
  • 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方

Chapter4 野球肩になりやすい投げ方

  • 肩を痛めやすいテイクバックの形
  • 肩を痛めやすいコッキングの形
  • ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
  • 手投げとは?
  • 左投手特有の肩を痛める投げ方
  • 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
  • 肩を痛める間違ったオーバースロー
  • 徐々に肘が下がってしまう理由
  • 野球肩になるボールリリースの形
  • 肩への負荷が高くなる遠心力投法
  • 0ポジションとは?
  • 野球肩になる間違ったスナップスロー
  • 背筋を痛めやすい投球フォーム

Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方

  • ワインドアップ・ノーワインドアップ
  • セパレーション
  • テイクバック
  • コッキング
  • トップポジション
  • アクセラレーション
  • ボールリリース
  • フォロースルー
  • エクステンションとは?
  • 一連の動作によるモーション解説
  • 股関節の正しい使い方
  • 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
  • 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
  • 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
  • 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
  • お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点

Chapter6 肩のコンディショニング

  • 野球肩のセルフチェック法
  • 4種類のインナリング

Chapter7 エピローグ

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