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2019年06月20日

野球をする上で一番大切なのは怪我をしないということ!


先日、怪我をしない投げ方を勉強中という受講生のお父さんとお話をさせていただきました。しかし本を読んで学んだというその投げ方は、決して肩肘を怪我しにくい投げ方ではありませんでした。まだまだ一般書店で市販されている野球教則本には、解剖学的に間違ったことが書かれていることが多いようです。

解剖学的に怪我をしにくく、なおかつパフォーマンスをアップさせられるフォームというのは、本を2〜3冊読んだくらいでは決して理解することはできません。もちろん部分的に正しいことを学ぶことは可能なのですが、トータルで見た場合、野球肩野球肘の予防を謳った一般的な野球教則本だけでは、知識としては不十分です。

確かに解剖学というのはとっつきにくいと思います。例えば、どれが何という名前の筋肉かを覚え、さらにはADL(activities of daily living)と言って、その筋肉がどういう動作をする時に使われるのか、ということも理解できていなければ、怪我をしにくいバイオメカニクス(簡単にいうと動き方)を構築することはできません。

冒頭のお父さんは、小学生のお子さんが肩を痛めたことで勉強を始め、しかしそれだけではまだ不十分ということで僕の野球塾に通ってくれるようになりました。そしてコーチング中は僕がお伝えしたことをすべてメモしてくださり、お子さんと一緒に怪我をしにくいフォームの勉強をコーチング中にしてくださっています。

このような勉強熱心なお父さんコーチがもっともっと増えてくれれば、野球肩や野球肘になってしまう子どもたちをもっともっと減らしていけると思います。僕は常々書いたり喋ったりしていますが、実は怪我をしにくい投げ方・打ち方が一番パフォーマンスがアップするんです。

つまり、なかなか上達できないフォームでは怪我をしやすいですし、怪我をしやすいフォームではなかなか上達できない、ということです。しかし実際には、そういう上達しにくいフォームをチームで教え込まれてしまうというケースが非常に多いようです。だから多くの選手が肩肘を痛めてしまうんです。

果たして、小学生の段階でこれほど多く怪我を経験させられるスポーツって他にあるでしょうか?コンタクトスポーツを除けば、ほとんどないと思います。でもそれは野球というスポーツのせいではなく、勉強不足で経験則でしか教えられないコーチがあまりにも多いからなんです。とは言え、ボランティアのお父さんお母さんコーチに対し、僕らプロコーチのように勉強しろ、とは言えません。あまりにも時間が必要ですので。だからこそプロコーチが指導する野球塾の存在があるんです。

僕らのようなプロコーチというのは、とにかく勉強をするんです。新しい論文や新しい技術が伝えられれば、我先にと飛びついて学ぼうとします。ですが、もちろんすべての最新論文が正しいわけではありませんので、そこは今までどれだけ勉強したかによって、正しいと思われることと、そうでないことを取捨選択できるようになります。

例えば球速をアップさせやすいパワーポジションに関して言えば、解剖学を理解しているコーチなら絶対に選手にやらせないはずです。仮に人間の体が鋼鉄製ならパワーポジションで投げても構わないと思います。しかしそうではありませんので、たかだか4〜5キロアップのためにパワーポジションを採用すべきではないんです。

今までコラムでは何度も何度も書きましたし、これからも書き続けると思いますが、野球で一番大切なのは怪我をしないということです。野球をする上で、これ以上に大切なことはないと僕は信じ続けています。


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