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    <title>リトルロックハート・ベースボール・ラボラトリー | パーソナル投手コーチ全国派遣</title>
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    <title>アウフバウトレーニングの導入方法 - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-05-11T06:33:52Z</published>
    <updated>2012-05-11T06:59:31Z</updated>

    <summary>アウフバウトレーニングは、苦悶の表情を浮かべてしまうほど辛いトレーニングです。ですがこれが投手としての選手寿命を延ばし、パフォーマンスをも向上させてくれるのです。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>最近野球トレーニング関連の本を開いていると、アウフバウトレーニングについて解説されている本が増えてきました。ですが、厳密な意味でアウフバウが解説された本は筆者が知る限り、ほとんどありません。ただ単にアウフバウトレーニングの動作が解説されているだけで、アウフバウトレーニングの導入方法に関しての解説がなされていないのです。</p>
<p>まずアウフバウの動作に関して簡単に解説をしておきたいと思います。アウフバウとは股関節を鍛えるための、ドイツ生まれのトレーニング方法です。やり方としてはまず仰向けに寝て、片脚の股関節を真っ直ぐ、内旋、外旋の３パターンで、股関節だけを使い脚を上下させていきます。これを体の向きや、股関節を動かす方向を変えながら、股関節の可動方向に対して満遍なく真っ直ぐ、内旋、外旋の３パターンで動かしていきます（文章だけでは少々分かりにくいですが）。</p>
<p>野球トレーニング関連の本には、上述したこの動作が写真付きで分かりやすく解説されています。ですが本来のアウフバウの目的を考えていくと、これだけでアウフバウトレーニングが成り立っているとは言えません。アウフバウとは股関節を鍛えるためだけのトレーニングではなく、股関節の強化をパフォーマンスの改善、向上につなげていくためのトレーニングなのです。つまり、アウフバウのトレーニング動作だけを、まるでダンベル運動のように継続して行ったとしても、アウフバウ本来の効果を得ることはできないのです。</p>
<p>アウフバウの効果を最大限得るためには、アスレティック動作の合間合間に入れていく必要があります。つまり、５ｋｍ走ったらアウフバウをして、スプリントを１０本こなしたらアウフバウをして、キャッチボールをしたらアウフバウをして、バッティングをしたらまたアウフバウをして。毎日やる必要はないと思いますが、このようにアスレティック動作に絡めてアウフバウトレーニングを行っていかなければ、ただ股関節を鍛えるだけのトレーニングになってしまい、パフォーマンスの向上につながっていくこともありません。</p>
<p>股関節と肩関節の２つは臼関節と呼ばれ、人間の関節の中ではこの２ヵ所だけが回旋運動をすることができます。このそれぞれの回旋運動を向上させるためのトレーニングが、肩であればインナリング（コンディショニング）であり、股関節であればアウフバウ（トレーニング）ということになります。インナリングは一生懸命やる投手が多いのですが、アウフバウに関しては行っている投手は非常に少ないのが現状です。もちろん情報量の少なさから、アウフバウそのものを知らない投手も多いと思います。また、間違ったやり方でアウフバウを続けている投手もいるかもしれません。</p>
<p>アウフバウトレーニングは、適切な方法で行うと非常に辛いトレーニングです。しかしこの辛いトレーニングを継続していくことで、選手寿命の長い投手に進化していくことができます。アウフバウとは、股関節が本来行えるはずの回旋動作を向上させるためのトレーニングです。アウフバウにより人体のメカニズムに則した股関節の使い方がより良くできるようになると、選手寿命は伸び、パフォーマンスも向上していきます。自分を投手として一段も二段もレベルアップさせたいと考えている方は、ぜひ本気でアウフバウトレーニングに挑んでみてください。きっと良い結果を得られると思いますよ。</p>]]>
        
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    <title>ストレッチングは試合前と試合後でやり方を変えよう - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-05-11T05:47:31Z</published>
    <updated>2012-05-11T06:19:11Z</updated>

    <summary>試合前に行うスタティックストレッチングは、パフォーマンスを低下させてしまう恐れがあります。スタティックストレッチングは試合後、練習後、就寝前に行いましょう。では試合前に行うのは何ストレッチング？</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
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    </author>
    
        <category term="コンディショニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>シアトル・マリナーズのイチロー選手はなぜ大きな故障なく、何年間も高いレベルでのパフォーマンスを実現しているのか。その理由の１つに入念なウォームアップがあります。イチロー選手は他の選手の２倍も３倍もウォームアップに時間をかけています。これが大きな故障を防ぐ１つの大きな理由となっています。このように書くと、勘違いをされてしまう方も多いと思います。何を勘違いするのか？それはウォームアップのやり方です。</p>
<p>ウォームアップと言えばジョグをして筋温を上げたり、ストレッチングをして体をほぐすとイメージする方は多いと思います。もちろんここまでに間違いはありません。ですが、ただストレッチをするだけでは最良のウォームアップであるとは言えないのです。試合前、練習前にスタティックストレッチング（静的ストレッチ）を入念に行う選手が多いと思います。しかしこれは、パフォーマンスに対しては実はほとんど好影響はないのです。試合前に入念にスタティックストレッチングを行い、関節や筋肉の可動性を高めたとしても、これは試合が始まる前には元に戻ってしまうのです。ある研究結果によれば、スタティックストレッチング後、約３分で元の状態に戻ってしまうのだそうです。これがホールドリラックスストレッチングであっても、６分程度しか持たないのだそうです。</p>
<p>とすると、イチロー選手は人の２倍も３倍も意味もないストレッチングを行っているのでしょうか？もちろん答えはノーです。イチロー選手が試合前に時間をかけているのはスタティックストレッチングよりも、ダイナミックストレッチング（動的ストレッチ）と呼ばれるものです。つまり運動動作の中で動的に行っていくストレッチングのことです。歩きながら数歩おきに脚を高く上げ、反対側に捻っていく動作であったり、横向きで小刻みに走りクロスステップを繰り返していく動作、このようなダイナミックストレッチングを、イチロー選手は大切にしているのです。</p>
<p>実はスタティックストレッチングに関しては、試合前にこればかりを行うとパフォーマンスを下げてしまう要因になります。スタティックストレッチングは緊張が与えられていない状態で筋肉を伸張させてしまうので、筋肉のパフォーマンスが低下してしまうのです。一方運動動作の中で、筋肉に程よい緊張を与えながら伸張させるダイナミックストレッチングは筋肉のパフォーマンスを高め、それを持続させる効果があり、運動パフォーマンスの向上にもつながっていきます。</p>
<p>スタティックストレッチングを取り入れるタイミングとしては、試合後、練習後がベストだと考えられています。試合や練習で酷使した筋肉を労わりながら、時間をかけてゆっくりと筋肉をリラックスさせていく。これがアスリートがスタティックストレッチを導入するベストなのタイミングなのです。例えば４２歳になってもメジャーリーグで活躍する斎藤隆投手は、就寝前に１時間以上のスタティックストレッチングを行っています。こうして眠る前に、筋肉も眠りやすい状態に整えてくれるのが、スタティックストレッチングなのです。</p>
<p>今まで試合前にはスタティックストレッチングしかしていなかった投手は、ぜひこの機会に試合前のストレッチングをスタティックストレッチングから、ダイナミックストレッチングにシフトして行ってみてください。</p>]]>
        
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    <title>アーリーワークが本来持っている言葉の意味 - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-05-11T05:15:16Z</published>
    <updated>2012-05-11T05:44:05Z</updated>

    <summary>アーリーワークとは朝練のことでも、早出練習のことでもありません。アーリーワークの正しい風景は、グラウンドに選手が寝そべり、リラックスしている状態です。そこで何をしているかが重要なのです。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
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    </author>
    
        <category term="トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>ここ数年、日本の野球界でも<strong>アーリーワーク</strong>という言葉が定着してきました。しかしこのアーリーワークというものを、正確に理解して取り組んでいる選手、チームは少ないようです。先日僕は、元埼玉西武ライオンズ打撃担当であった熊澤とおるコーチにお話を伺ってきたのですが、アーリーワークと早出練習というものは似て非なるものなのです。現状では多くのチームで早出練習のことをアーリーワークと呼んでいます。本練習よりも数時間早くグラウンドに入り、ティーバッティングや特守で汗を流す、それをアーリーワークを呼んでいます。しかしこれは、厳密な意味ではアーリーワークではないのです。純粋に早出練習、英語ならばアーリートレーニング、アーリープラクティスとでも呼ぶべきなのでしょうか。ではアーリーワークとは本来何を意味するのか？</p>
<p>僕自身、熊澤コーチにお話を伺い、自らでも調べ学んだことなのですが、本来のアーリーワークとはコア、つまり体幹トレーニングをするための時間なのです。<strong>本練習よりも早くグラウンドに入り、コアをしっかりとコンディショニングしておく</strong>、これが本来のアーリーワークなのです。コアトレーニングに関しては本屋を覗くと数え切れないほどの書籍が出されています。しかしその中で、コアトレーニングへの理解を正しく深められる情報のある本は少ないようです。僕自身コアに関する本は何冊も読み漁りましたが、その中でも何度も読んで学びたいと感じた本は１～２冊程度でした。つまり何が言いたいかというと、アーリーワークだけではなく、コアトレーニングに関しても正しい理解の仕方がされていないことが多い、ということです。</p>
<p>コアトレーニングに関してはまた後日詳しく解説を進めるとし、今回はアーリーワークについてもう少し話を進めていきます。トレーニングに少なからず興味を持っている選手であれば、<strong>アウフバウトレーニング</strong>というドイツのトレーニングメニューを聞いたことがあると思います。これを導入していくのもアーリーワークの時間帯が望ましいのです。アウフバウとは簡単に言えば股関節のトレーニングです。これは動きそのものは静かで地味なのですが、本格的に取り組むとウェイトトレーニングよりもはるかにきついトレーニングとなります。日本の野球界では工藤公康投手がアウフバウにより選手寿命を延ばし、熊澤コーチのアドバイスによりアウフバウを取り入れたことで、メジャー時代の松井稼頭央選手は復調することができました。</p>
<p>野球選手は比較的、肩に関しては神経質に考えたりしますが、しかし同じ臼関節である股関節に関しては無頓着な選手が多いようです。肩関節と股関節は無数ある人体の関節の中で、この２つだけが回旋運動をすることができます。言い方を変えると、肩と股関節に関しては回旋運動が加えられていることが、本来のメカニズムに則した動作だと言うことができます。つまり、回旋運動のない肩・股関節の使い方は、本来人間が持っているメカニズムを無視した使い方である言うことができ、これは故障を引き起こす大きな要因となります。</p>
<p>肩関節、股関節、コアを、しっかりと運動ができる状態にウォームアップする時間が、アーリーワークなのです。アーリーワークとは早出特打ちをする時間ではないわけなのです。本来のアーリーワークは、グラウンドに選手が寝そべって、リラックスをしながらコアをトレーニングしたり、臼関節の可動性を高めることを目的とします。</p>
<p>これは、切れないのこぎりと丸太の話そのままです。切れないのこぎりで一生懸命丸太を切ろうとするよりも、切れないのこぎりを一度研いでから丸太を切った方が、はるかに効率よく丸太を切ることができます。アーリーワークとはパフォーマンスを高めるための、のこぎりを研ぐ時間であると考えてください。</p>]]>
        
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    <title>強い直球を投げるためには、強いステップ脚が必要 - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-04-05T06:02:38Z</published>
    <updated>2012-04-05T06:39:02Z</updated>

    <summary>投手にとって体の左右の差は必要です。左右差を是正する必要はありません。そして強いボールを投げるためには、何よりもステップ脚の安定感が必要となります。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
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    </author>
    
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        <![CDATA[<p>近年、トレーニング理論が目覚しい進化を遂げていることもあり、野球選手を含めたアスリートたちも、その理論に関しかなり詳しくなっています。これはプロアマ問わず言えることではないでしょうか。ですがこのトレーニング理論の中で、僕には大きく賛同できないテーマが１つあります。それは投手にとっての左右のバランスです。</p>
<p>１００ｍや２００ｍを走って競うスプリンターであれば、左右で整ったバランスは非常に重要になると思います。しかし投手の場合は、僕は左右のアンバランスこそが最良のバランスだと考えています。右投手を例に話していくと、右投手の場合は左肩よりも右肩、右脚よりも左脚に大きな負荷がかかります。これにより左右の筋肉量にバラつきが出てしまうわけですが、この左右のバラつきは、僕はそのままにすべきだと考えています。</p>
<p>トレーニングそのものは、左右均等にやるべきだと思います。例えば右肩の方が負荷が大きいからといって、トレーニング段階から右肩を余分に鍛える、という考え方は正しくはありません。トレーニングの段階ではあくまでも左右均等にワークアウトのメニューを組みます。あくまでもパフォーマンスで生まれる左右の負荷の差により、左右に筋肉量の差が出ることが望ましいのです。</p>
<p>右投手の場合、脚だけを見ても右脚が軸脚、左脚がステップ脚となり、左右の役割が大きく異なってきます。ここで軸脚とステップ脚の役割の違いを簡単に説明をすると、軸脚はエネルギーを生み出す脚。ステップ脚はエネルギーを使うための脚と考えることができます。</p>
<p>右投手の場合、ステップして着地した左脚には、体重の数倍のG（負荷）がかかるとされます。これにより、右脚よりも左脚が太くなり、投球動作により左肩よりも右肩の方が大きくなるわけです。投球動作を行うと自然にこのようなアンバランスが生じてくるわけですが、これは、投球動作に必要な左右差であるからこそ、発生するものだと僕は考えています。</p>
<p>以前のコラムでも左右の差に関して書いたことがありましたが、今回はさらに話を進めていきます。サッカーを思い描いてみてください。右利きの選手の場合、ボールは右足で蹴ります。この右足は、投手でいうところの右肩だと考えてください。そして右足でボールを蹴るということは、支点となる左足がしっかりと地面を掴んでいる必要があります。左足でしっかりと支えることができなければ、右足をいくら力強くテイクバックさせたとしても、強いボールを蹴ることはできません。これは投球動作とまったく同じです。</p>
<p>右投手も、左脚を振り上げてステップし、着地させ、その左足でしっかりと地面を掴み、体を支えられなければ、力強いボールを投げることはできません。体を鍛えても、体躯に恵まれていても細身の投手が投げるボールに敵わない投手は、このステップ脚の不安定さにスキルアップし切れない原因があるケースが多くなります。</p>
<p>右腕を力強くスウィングさせるためには、支点となる左脚をしっかりと地面に固定させ、安定させる必要があります。何度投げても同じ場所に左足を着地させられるだけの安定感が必要です。プロ野球の投手を見ていても、一流投手のステップ脚の着地痕は非常にまとまっています。いつも同じところに足を着地させるため、マウンドが荒れないのです。一方経験浅い投手の場合、ステップの着地点が安定しないため、マウンドがすぐに荒れてしまいます。そしてこの着地が安定しないことにより、制球にも球威にも安定感を得ることができなくなるのです。</p>
<p>ボールを１００球投げたとすると、着地したステップ脚には１００回の大きな負荷がかかることになります。そしてこの負荷は、ステップ脚をより強く鍛え上げてくれます。プロ野球の投手がよく口にする「投げなければ鍛えられない筋肉がある」というのは、これが１つです。ステップ脚は、投げなければ投球動作に必要な本当の強さを得ることは出来ません。そしてそれは投球肩にも同様のことが言えます。</p>
<p>ウェイトトレーニングは、やり方さえ間違えなければ非常に有効なトレーニング方法です。ですが投手の場合は他競技のように、左右の差をなくすためのメニューは必要ありません。投球動作からは必ず左右差が生じてしまい、それは必要だから生じてくるものなのです。</p>
<p>さて、このコラムを読み終えたら、ぜひ脚の太さを測ってみてください。右投手の場合、右脚よりも左脚が太くなっていますか？左投手の場合は左脚よりも右脚の方が太くなっていますか？もしそうではない場合、ベストな形での投球動作を取れていない可能性、もしくは正しいトレーニングができていない可能性があります。ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。</p>]]>
        
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    <title>投手の握力はどのように鍛えるのがベストなのか - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-04-04T06:43:53Z</published>
    <updated>2012-04-04T07:10:02Z</updated>

    <summary>投手にとって握力のトレーニングは決して欠かせませんが、握力も鍛え方を間違ってはいけません。投手にとって必要な握力のタイプを把握した上で、握力強化に努めるようにしましょう。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
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    </author>
    
        <category term="トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>投手にとって握力とは、どれくらいピッチングに影響すると思いますか？基本的に握力という要素は、投手ならば鍛えておくべきです。しかし、ただ闇雲に鍛えたとしても、最大限の効果を得ることは出来ません。握力を鍛えるにも、なぜ鍛える必要があるのかということをしっかり理解した上でなければ、ベストパフォーマンスを得ることは出来ないのです。</p>
<p>投手にとっての握力は、力士のようなリンゴを握り潰せるようなものである必要はありません。投手の場合、スタミナ強化という意味合いで握力を鍛えるべきだと僕は考えています。つまり瞬間的に爆発的な力を発揮するためではなく、<strong>ある程度の力を継続的に出し続ける</strong>ための握力です。</p>
<p>打者の場合は、投手が投げてくる力強い直球にバットが押し負けないように、瞬発力のある握力が必要です。握力が弱い打者の場合、ジャストミートしたとしてもバットが投球の球威に負け、長打になるはずだった打球がポップフライで終わってしまうようになります。</p>
<p>投手の場合、スタミナという面で握力がなくなってくると、ボールの縫い目が指先に引っかからなくなり、ボールがすっぽ抜けるようになります。こうなってしまうと直球は棒球になってしまうし、変化球も鋭さを失ってしまいます。そして当然ながら制球力も低下してしまいます。投手の場合これを防ぐという目的のために、握力を鍛えるようにしましょう。</p>
<p>さて、投手には瞬間的に爆発力のある握力は必要ないと先述しました。その理由は、投手はボールを力強く握ってはならないためです。投げるために握ったボールを、セットの段階からギュッと握ってしまうと、投球したボールにかけられるスピンの回転数が減ってしまいます。つまり初速よりも、終速が大幅に遅くなってしまう"打ち頃"のボールとなってしまいます。</p>
<p>投球する際は、リリースするその瞬間だけ、ボールを押し出して発射するようなイメージで指先に力を込めます。あくまでもボールが指先から放たれるその一瞬のみです。そしてこのリリース時は、手首を使ってはいけません。スナップスローは内野手の投げ方であり、投手が手首のスナップを使って投球をしてしまうと、やはりボールにかけられるスピンの回転数が減ってしまうのです。</p>
<p>このようなことから、投手にはリンゴを握り潰すようなタイプの握力は必要ないと言うことができます。ですので握力を鍛える際も、ラントレーニングで言うスプリントではなく、じっくりと長距離を走りこむロードワークのように鍛えるようにしましょう。</p>
<p>Ⅴの字をした握力を鍛える器具は皆さんお持ちだと思いますが、これを１０回２０回を一気にやってしまうのではなく、５０回６０回という回数を、左右の手を換えながらゆっくりと、安定したフォームでこなしていきましょう。そして握り方にもバリエーションを付けて、すべての指で握ったり、親指・人差し指・中指の３本で握ったりしましょう。</p>
<p>もっとピンポイントな言葉で説明をするとすれば、投手にとっての握力は速筋力ではなく、遅筋力を鍛えるイメージでトレーニングをしていってください。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>球威をアップさせるためには位置エネルギーを上手く使おう - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-03-26T10:53:06Z</published>
    <updated>2012-03-26T11:21:14Z</updated>

    <summary>あなたは制球を気にするあまり、ステップ脚をあまり上げない消極的なフォームでボールを投げてはいませんか？しかしその投球フォームは、制球力を向上させる根本的な解決とはなっていないかもしれません。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
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        <category term="球威・球速アップ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>下半身をしっかり強化すること、これは投手にとっては非常に大切なことです。足腰の弱い投手は、まず間違いなく投手として成長していくことができないためです。もちろん野手にとっても足腰の強化は非常に重要なのですが、投手の場合は野手とは違った理由でも足腰の強化が必要となります。</p>
<p>まずシンプルに考えると、足腰を強化すれば投球フォームが安定するようになり、制球力などが向上し、スタミナもアップします。ですが投手の場合、これらの理由の他にも足腰を鍛える必要があるのです。結論を言ってしまうと、それは、より大きな位置エネルギーを得るため、ということになります。</p>
<p>位置エネルギーとは高さが大きく影響します。例えばボールを上から落とす動作を想像してみてください。ボールは、より高いところから落とすほどバウンドする高さは大きくなりますよね？これと同じで、投手の場合はステップ脚を振り上げる高さが高いほど、ボールにより大きなエネルギーを与えることができるのです。テキサスレンジャーズに移籍したダルビッシュ有投手の投球フォームを思い出してみてください。近年の日本人投手では珍しいほど、左脚を高く振り上げています。その高さは、膝が胸にくっつくほどです。このステップ脚の振り上げの高さが、ダルビッシュ投手が投げるボールに凄まじい球威を生んでいる理由の１つです。</p>
<p>左脚を高く上げるダルビッシュ投手のこの投球フォームを見て、ノーラン・ライアンや、ランディ・ジョンソンらを指導した投手コーチ、トム・ハウスは「ノーラン・ライアンのようだ」とダルビッシュ投手を評しています。</p>
<p>ステップする脚を高く上げるほど、Ｎｍ（ニュートンメートル）という単位で計算する位置エネルギーが大きくなります。そしてステップする脚を高く上げるためには、股関節の広い可動幅だけではなく、脚を高く持ち上げるための筋力が必要となります。しかも一生懸命動作しないと上げられない程度の筋力ではなく、鍛え上げた重量のある脚を軽々と持ち上げられるだけの筋力が必要となります。</p>
<p>そしてさらに細かく見ていくと、大きな位置エネルギーを生み出せたとしても、それを上手くボールに伝えられるだけの技術と体力も必要となります。もし大きな位置エネルギーを生み出せたとしても、それを上手くボールまで伝えられなかったらどうなるでしょうか？エネルギーは足腰、腹筋、背筋、わき腹、肩、肘に滞留してしまうことになり、体に大きな負荷をかけてしまうことになります。つまり、故障のリスクが高まります。</p>
<p>投手のモーションにはフォロースルーというものがありますが、これは投球をしても残ってしまったエネルギーを開放するための必須動作となります。フォロースルーをとって余ったエネルギーを開放することで、体への負荷を大きく軽減しているのです。しかし位置エネルギー（と並進エネルギー）を投球に上手く伝えられなければ、そのエネルギーをフォロースルーまで到達させることもできません。</p>
<p>技術は、鍛錬を積めば身に付けることができます。しかし頭で思い描く技術を可能にするためには、それ相応の体力が必要となります。投手にとって足腰の強化は必須ですが、しかし無闇に強化しても意味はありません。思い描く技術に対し、どれだけの、どのような体力（筋力）が必要なのかをしっかりとイメージし、トレーニングをすることが大切です。</p>
<p>あなたは制球を気にするあまり、ステップ脚をあまり上げない消極的なフォームで投げてはいませんか？制球力とはすなわち技術です。技術を体得するためには体力が必要です。つまり技術が向上しないということは、その技術に見合う体力が不足しているということになります。ですので制球力を気にするあまり、球威を向上させるための位置エネルギーを捨てたとしても、それは根本的な解決とはなりません。ここで今一度、あなたが頑張っているトレーニング内容が適切であるかを再考してみてはいかがでしょうか。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>スライダーが長打になりやすい物理的根拠と、その防ぎ方 - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-03-23T05:50:53Z</published>
    <updated>2012-03-23T06:27:42Z</updated>

    <summary>今回の投手育成コラムは、スライダーと打球の飛距離の関係について綴っています。スライダーはミートされると最も打球に飛距離がついてしまう球種ですが、それは一体なぜだと思いますか？</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="投球術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>投球術とは、その場その場の状況に応じ、臨機応変なピッチングをする技術のことです。小中高までの、比較的選手人口の多いグレードの野球であれば、例えば自分の実力さえ発揮できれば楽にトーナメントの１～２回戦を突破できてしまうこともあります。もちろんこれには組み合わせの運・不運に拠るところではありますが。しかし大学・社会人・プロレベルと選手人口が少ないグレードの野球になると、そうは行きません。自分のフィジカル面の能力だけでは勝つことは難しく、そこに投球術という新たな技術が加わっていかなければ、安定して勝つことはできなくなります。</p>
<p>今回は投球術の中でも、スライダーの投げ分け方について書き進めてみたいと思います。スライダーとはご存知の通り、打者にミートされると打球に最も飛距離が出てしまう球種です。その理由はスライダーという球種のボールの回転方向にあり、特に縦方向に曲がるスライダーは、打者から見ればバックスピン回転でボールが向かってきます。ボールにかけられるバックスピンは、ボールを上方へ持ち上げるマグナス力が働きます。投球であればお辞儀をしにくいストレートとなり、打者が打つ飛球であれば落下しにくい飛球、つまりホームランになる可能性の高い飛球となるわけです。</p>
<p>スライダーの場合、打者から見れば始めからボールにバックスピンがかけられているため、ミートすれば簡単に長打を打つことができるわけです。さらに話を深く掘り下げると、ボールという球体とバットという球体がぶつかった際、バットがボールの上方４５°の角度から衝突すると、ボールには最も多いバックスピンがかけられることとなります。この時高度な技術を持つ打者の場合、バットにトップスピンをかけながらスウィングをしています。この場合さらに多くのバックスピンがボールに与えられることになり、打球の飛距離はさらに伸びていきます。これが天性のホームランバッターと呼ばれる選手のスウィングの、物理学的根拠です。</p>
<p>さて、今度は上述した内容を投手目線から見ていくことにしましょう。投手目線で見た際、考えるべきことはスライダーを４５°の入射角度から打たせない、ということです。リーグ戦のように、何度も対戦をするチームの選手が相手であれば、情報は簡単に集めることができます。しかしトーナメント戦のように情報の少ない状態で戦わなければならない場合、まず打者が構えるバットの角度をチェックしましょう。</p>
<p>バッターはバットを立てて構えていますか？それとも寝かせて構えていますか？</p>
<p>バットを立てて構えている選手は、シンプルに分類するとすればスラッガータイプです。バットを立てて構えることでバットのトップスピードは増し、ボールに対しても４５°の入射角でバットを出しやすくなります。</p>
<p>逆にバットを寝かせて構えている選手は、面と面で捕えて打とうとするタイプです。つまり打球にスピンをかけて上げたり転がしたりするのではなく、まるでテニスラケットのようにバットの面を使い、ボールの面を叩き、弾き返す打ち方です。この打ち方の場合、一般的には入射角は小さくなる傾向となるため、打球にはそれほどのバックスピンはかけられません。</p>
<p>この２つの要素とスライダーという球種を考えた際、まず縦スライダー（ヴァーティカル・スライダー）は、横スライダーよりも打者目線ではバックスピン（投球自体はトップスピン）が多くかけられています。投球軌道を真横から見ても、ストレートと比べ、縦スライダーはより深く地面方向に向かっていきます。ということはこの球種が甘く入ってしまった場合、バットを立てて構えている打者が振り出したバットは、自然と４５°の入射角に近い角度でボールにコンタクトしてしまいます。しかしこれを縦スライダーではなく、真横に滑るスライダーとした場合、その投球には打者目線からのトップスピンではなく、打者目線からのサイドスピンがかけられます。バットを立てて構えた打者のバットは、投球軌道に対してダウンスウィング始動となるため、ボールの縦の動きには強くても、ボールの横の動きには少し脆さを抱えます。</p>
<p>一方バットを寝せて構える打者の場合、スウィングされるバットは、面で捕えに行く分ボールの横の動きには対応しやすくなりますが、投球軌道に対しレベルスウィングになりやすい分、ボールの縦の変化には脆さを抱えます。つまり横スライダーよりは、縦スライダーの方がバットを寝かせて構える打者を抑えやすい、という確率が生まれてくるわけです。</p>
<p>もちろんバットを立てる、寝かせるというそれぞれの構えは一般論であり、中にはバットを立てていても面で捕えるタイプの打者や、バットを寝かせている天性のホームランバッターもいます。それはその時々での見極めが必要となりますが、しかし一般論や基本をしっかりと抑えていなければ、試合中に臨機応変に対応することはできません。</p>
<p>スライダーという球種は、投手であれば誰にでも投げることができる難易度の低い変化球です。そのためメリットもあれば大きなデメリットもあります。この投手育成コラムで述べたような一般論、基本をしっかりと抑えておけば、今までのスライダーをさらに強い武器へと進化させることも可能となります。これから大学、社会人、プロ野球を目指していく投手は、今後は技術だけではなく、知識から培える投球術を磨くということもぜひ大切にしてみてください。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>投球動作内にある無駄な動作を少しずつ減らす - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-03-20T11:37:35Z</published>
    <updated>2012-03-20T12:10:29Z</updated>

    <summary>無駄のない投球動作とは？一流の投手であっても、一切の無駄がない動作でボールを投げられている投手はいません。大切なことは必要な動作を削ることなく、効率的に無駄な動作を減らすということです。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="ピッチングモーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>理想的な投球動作とは、一言で表現するならば、無駄のない投球動作だと言えると思います。いかに無駄なく、生み出したエネルギーを、投じるボールに伝えることができるかどうか。投手にとってこれは、究極のテーマだと言えます。まったく無駄のない投球動作でボールを投げられている投手は、皆無と言っていいかもしれませんね。</p>
<p>投球動作から無駄をなくすという過程の中で一番難しいのは、必要な動作を削らずに、無駄な動作を減らすということです。いくら投球動作の中から無駄な動作を失くせたとしても、必要な動作までをも失くしてしまえば、それは本末転倒です。いかに必要な動作を削らずに、無駄な動作だけを減らして行くことができるか。アプローチとしては非常に難しいことです。</p>
<p>では無駄な動作とは、一体どのようにして見極めれば良いのでしょうか？ハッキリ言ってこれは、十人十色です。１０人の投手がいれば、１０通りの無駄な動作が存在します。しかし概念として説明をするならば、階段を登る動作を想像してみてください。１段２０ｃｍの階段を登る動作です。まず右足を上げて１段上に踏み出します。そして右足の膝を伸ばすことで体全体を上に持ち上げ、今度は左足を２段目に着地させます。今度は左膝を伸ばして、、、という動作の繰り返しになります。</p>
<p>１段の高さが２０ｃｍの階段を登る場合、足は２１ｃｍずつ上げれば良いことになります。理想を言えば２０.１ｃｍずつ足を上げて登れれば良いのですが、これでは躓いてしまう危険が生じます。ですが逆に高く、足を３０ｃｍずつ上げて階段を登ったらどうでしょうか？つまり次に着地する段よりも１０ｃｍ高く足を上げるということです。これではあまりにも高く足を上げ過ぎです。（地に着いている足の位置よりも）２１ｃｍ足を上げれば登れるところを３０ｃｍも足を上げるという動作は、足を９ｃｍ高く上げる分のエネルギーを無駄に消費してしまっているということになります。</p>
<p>１段の高さが２０ｃｍの階段を３段登るためには、合計６３ｃｍ分足を上げれば済みます。しかし１段を登るのに３０ｃｍも足を上げてしまうと、３段登るのに合計９０ｃｍ足を上げる必要があり、３０ｃｍ近く無駄に足を上げてしまうことになります。これではじわじわとスタミナは消耗されていき、階段をすべて登り切るだけでヘトヘトになってしまいます。投手でいうならば、５回までは好投できても、６回になると突然打ち込まれてしまうような状態です。</p>
<p>投球動作の中からすべての無駄を省くことは現実的ではありません。ですので１段の高さが２０ｃｍの階段を登るために２１ｃｍ足を上げるということを参考にし、投球動作の中から、不必要な無駄な動きを削っていく作業が必要となります。先発では通用しないけど、リリーフでなら活躍できるというタイプの投手は、先発タイプの投手と比べると、投球動作の中に無駄な動作が多い傾向が強まります。投球動作の中に無駄な動作が多いために、長いイニングを投げれば投げるほどパフォーマンスが低下していってしまうのです。</p>
<p>熟練の投手コーチであれば、投球動作を見れば一瞬でどの動作が無駄かがすぐに分かります。しかしそのようなコーチが身近にいない場合は、身近に相談できるコーチや監督と話し合い、映像などを用いて投球動作を見直していくと良いと思います。投球動作の映像を何十回、何百回と見続けると、どの動作が、どのような影響をボールに与えているかがイメージできるようになります。そのイメージにおいて、ボールに好影響を与えていないと思われる動作を、投球動作内から省いてみると良いと思います。</p>
<p>すぐにすべてを解決できることはありませんので、投球動作の見直しは慌てずに、地道にやって行くようにしましょう。投球動作という運動は、非常に繊細です。歯車が１つ狂ってしまえば、すべて狂ってしまう怖れもあります。だからこそ慌てず、ゆっくりと見直していくようにしましょう。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>スランプと勘違いされやすいプラトー - 投手育成コラム</title>
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    <id>tag:column.littlerockheart.com,2012://8.214</id>

    <published>2012-02-08T05:46:25Z</published>
    <updated>2012-02-08T06:31:55Z</updated>

    <summary>アスリートであれば誰でも陥ることのあるスランプ。でもそれは本当にスランプですか？スランプと勘違いしているだけではありませんか？この見極めを間違ってしまうと、本当にスランプになってしまうこともあります。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="野球心理学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>恐らくアスリートで、一生のうちに一度もスランプに陥らない選手は皆無だと思います。そしてそれは野球界でも然り、ピッチャーというポジションに就く選手も、やはり少なくとも一度はスランプに陥ることになります。そしてそのスランプは数週間で抜け出せることもあれば、抜け出すのに数年かかることもあります。でも、誰でもスランプに陥ることはあるということさえ最初に知っておけば、いざスランプになった時に焦ることなく、抜け出す方法を冷静に考えていくこともできます。</p>
<p>さて、スランプのお話をする時に絶対に欠かせないのが、スランプとプラトーの関係について。この２つを一緒くたにしてしまうと、正しい解決方法を導くことができず、長期間においてパフォーマンスを低下・停滞させてしまう原因となります。</p>
<p>下記の図をご覧になってください。</p>
<p><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="plateau.gif" src="http://column.littlerockheart.com/img/plateau.gif" width="225" height="226" /><img class="mt-image-none" alt="slump.gif" src="http://column.littlerockheart.com/img/slump.gif" width="225" height="226" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>左の図がプラトーを表したもので、右の図がスランプを表したものです。黒い点線が技術レベルの推移を示した線なのですが、プラトーはその推移が一度も下降していないのに対し、スランプが辿る推移は明らかに下降しています。これがプラトーとスランプの違いです。</p>
<p>プラトーとは、技術がある一定レベルに達することにより、もう一段階上へのレベルアップが今まで以上に困難となり、一定期間そのレベルで停滞してしまう状態のことです。この状態をスランプと勘違いしてしまう原因は、投球技術が一時的に停滞してしまうことにより、相手打者がそのレベルに慣れ、最初は打たれなかったのに少しずつ打たれるようになり、最後には完全に攻略されてしまうためです。投手の技術レベルそのものは低下していないのに、結果が低迷してしまうために、このプラトーをスランプと勘違いし、必要以上に悩むことによって本当にスランプに陥ってしまうことがあります。</p>
<p>一方のスランプは、技術レベルが完全に低下します。プロ選手に「スランプ脱出法は？」と質問をすると、よく「休むことだ」と答える選手がいますが、これは１つの解決法としては本当に正しいと思います。技術レベルが低下する原因は主に体力の低下、怪我、体調不良、コンディショニング不足、蓄積疲労などが考えられます。つまりしっかりと体を休ませ、心も体もリフレッシュし、コンディションを改善させてあげることにより、スランプから短期間で抜け出すことができるのです。</p>
<p>さて、今度は再びプラトーについてですが、音楽やテレビのボリュームを想像してみてください。ボリュームは１０段階だとします。ボリュームを３から５に上げると、かなり音が大きくなったように感じられます。これは３というボリュームに対しての２段階アップが、６６％の音量アップとなったためです。でも同じ２段階アップでも、５から７へのレベルアップは、３から５へのレベルアップほど音量が大きくなった感じはしなくなります。その理由は、ボリュームが３８％しかアップしていないためです。３から５へのレベルアップと同じだけの増量感を得るためには、５から８.５程度までボリュームを上げる必要があります。</p>
<p>何を言いたいか、それは、プラトーを脱するための方法は練習強度の見直しにあるということです。あるレベルに到達した選手は、それまでの練習強度とは一度完全に決別すべきだと言うことができます。そして現時点での自らのレベルを冷静かつ正確に判断し、そこから次のレベルに上がるために必要な、本当の練習強度を自らに課さなければなりません。この思い切った見直しをしないでいると、技術レベルはいつまでも停滞することになり、長期間そのレベルでもがき続けることにもなってしまいます。そして必要以上に悩んでしまうことで、それが長期的スランプに発展してしまう恐れもあるのです。</p>
<p>常に結果を求め続けられるプロ選手、常に期待をかけ続けられる有望選手によく見られる傾向です。結果に対し消極的になってしまうことで思い切った変化に対し恐怖心を抱くようになり、なかなか自分の殻を破れなくなってしまいます。逆に二番手・三番手の選手は、一番手の選手を追い抜くために、時には必要以上の練習強度を自らに課すことがあります。その結果、最上級生やプロ入り数年後になった時、二番手・三番手だった選手がエースになっていることも珍しくなくなるわけです。プラトーやスランプに負けない選手になるためにも、時には思い切った練習改革が必要になることもあります。そしてこの練習改革は、監督やコーチ、トレーナーの支えなくしてできるような簡単なものではありません。野球指導に携わる方は、ぜひ悩める選手の支えになってあげてください。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>【第１回】　ファーストコンタクト - コーチング風景</title>
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    <id>tag:monitor.littlerockheart.com,2012://13.213</id>

    <published>2012-02-08T04:22:22Z</published>
    <updated>2012-02-08T05:02:03Z</updated>

    <summary>リトルロックハートの投手コーチングオファーは、まずはお問合せをいただくことから始まります。そしてコミュニケーションを円滑に取って行くことで、コーチングプログラムの質を向上させていきます。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="コーチング風景" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://monitor.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" border="1" alt="kazu-phone.jpg" src="http://monitor.littlerockheart.com/img/kazu-phone.jpg" width="300" height="300" />リトルロックハートのコーチングをご利用いただくためには、まず<a href="http://littlerockheart.com/contactus.html">メールフォーム</a>よりご相談をいただく必要があります。コーチングによって技術向上、肩痛・肘痛の克服をすることは可能ですが、しかしすべての場合でそれが可能なわけではありません。ですのでまずはメールフォームよりお問合せをいただき、メール、もしくはお電話でやり取りをさせていただく中で、コーチングにより技術向上、痛みの克服が可能かどうかを確認させていただいております。</p>
<p>メールフォーム（暗号化されるため、安心してご利用いただけます）よりお電話番号をお知らせいただきますと、コーチより直接お電話をさせていただきます。左の写真は太友加寿仁コーチが電話をかけているところです。</p>
<p>コーチからのファーストコンタクト（最初のご連絡）では、技術向上に関する目標であったり、痛みの克服の場合はその詳細をお伺いすることになります。</p>
<p>まずスキルアップコースに関してですが、例えば「１４０ｋｍのボールを投げられるようになりたい」や、「高校でエースになるために切れのある変化球をマスターしたい」など、目標は人それぞれです。そして目標の立て方ですが、「一生懸命頑張れば達成できるかもしれない」という感覚で目標を設定するのがベストです。この時あまりにも現実的ではなく、現時点で１００ｋｍしか出せないのに、１年で１４０ｋｍ出せるようになりたいとか、逆に低過ぎる球速５ｋｍアップという目標では、目標としてすでにこの時点で機能していないことになります。ですので目標立てが苦手な選手に対しては、コーチが目標設置からお手伝いさせていただきます。</p>
<p>一方野球肩・野球肘克服コースでは、まず現状の痛みに関しての詳細をお伺いします。どの部位が、どれくらい、どのように、いつから痛むのかを細かくお伺いします。通院歴などがある場合は、お医者さんに診断された結果も同時にお伺いできればと思いますので、あらかじめご留意くださいませ。そして痛みの症状を伺った結果、コーチングよりも治療の方が必要であるとコーチが判断した場合、もしくはこの時点で投球・送球に対しドクターストップがかかっている場合は、誠に遺憾ながらコーチングオファーはお断りさせていただくことになります。コーチングオファーは、お医者さんに投球・送球動作を許可されたのち、お引き受けさせていただければと思います。</p>
<p>リトルロックハートのコーチングで最も大切にしているのは、選手とコーチとのコミュニケーションです。コミュニケーションが不足してしまうと、コーチが選手の現状を正確に把握することができず、最善のコーチングができなくなってしまいます。だからこそリトルロックハートではその場限りのコーチングで終わらせることなく、コーチが選手に対し親身になることでお互いの野球観を理解、尊重し合い、そして信頼し合える関係を築けるよう努力いたしております。</p>
<p>コーチングオファーをいただいても、上述したような理由であったり、時にはスケジュール的な問題によりそのオファーをお断りしてしまうケースもあります。ですがせっかくコンタクトをいただいたご縁ですので、オファーをお断りせざるをえない状況であっても、コーチは選手に対し何らかのアプローチをさせていただきたいと思っております。例えば普段の練習メニューへのアドバイスや、食生活などへのアドバイスなど。コーチは選手から最大限の信頼を得るため、日々一生懸命野球の勉強を行っています。ですのでぜひ一度、心置きなくリトルロックハートにご相談くださいませ。</p>
<p>※リトルロックハートではプロ・アマ・国内外問わずコーチングオファーを受け付けております。もし長期契約や専属契約などのご希望がございましたら、ご相談くださいませ。可能な限り対応させていただきたいと思います。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>力みなく投球することとは？その具体的な改善方法 - 投手育成コラム</title>
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    <id>tag:column.littlerockheart.com,2012://8.209</id>

    <published>2012-02-02T07:28:43Z</published>
    <updated>2012-02-02T07:54:42Z</updated>

    <summary>力みなく投げることは、投手にとってまさに永遠のテーマ。力みなく投げられていても、ちょっとのことが原因で力んでしまうこともあります。では力みなく投げるとは、具体的にはどのようなことを言うのでしょうか？</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="ピッチングモーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>投手にとっても最も難しい作業の１つが、力まずに投げるということだと思います。この作業はプロレベルの投手でも苦労していることで、力みなく投げられていても、ちょっとしたことがきっかけで力んでしまうこともあります。例えば好投をしている試合で、唯一クリーンヒットを打たれている打者を打席に迎えると、「今度は抑えてやろう！」という強い気持ちが力みを生じさせてしまいます。そして力んでしまったことで急に制球を乱し、それまでの好投が幻だったかのように簡単にノックアウトされてしまうことさえもあります。</p>
<p>さて、では力みとは一体何なのでしょうか？どうすれば力みなく投げられることができるのでしょうか？これを突き詰めていくと、やはり下半身の強化が最も近道であると言えます。下半身を強化し、楽に広いステップで投げられるようになれば、上半身に力を入れなくても力のあるボールを投げられるようになるため、投球動作中の腕から自然と力みがなくなっていきます。</p>
<p>理想は、投球の最初から最後まで腕の力を抜いておく、ということです。でもこれはさすがに理想論であって、実際にそれを実現するのは非常に難しいことです。ですのでポイントをしっかりと抑えて、そのポイントで力まないようにすることが重要なのです。ポイントを抑え、そのポイントで力を抜けるようになれば、下半身の主導で腕を楽に振ることができるようになります。</p>
<p><strong>サイレントピリオド</strong>という言葉を聞いたことがあるでしょうか？筋肉を最大限活かすために必要なのが、このサイレントピリオドというものです。これは主に、投球動作内の腕の動きの転回時に発生します。つまり後ろに引くテイクバック動作から、前へ向かって加速していくための分岐点であるテイクバックの最深部です。あとは腕の最大外旋から内旋に変わっていくトップの位置でも発生することがあります。</p>
<p>ここでとにかく大事にして欲しいのは、テイクバック時のサイレントピリオドです。テイクバックの最深部、つまり投球肩の肩甲骨が最も背骨に近づいたところで、投球腕の筋肉活動量を０％にするということです。ここで一度活動量を０％にし、ニュートラルな状態にすることで、次の動作以降で筋肉を最大限活かしていくことができるのです。今回のコラムの最大のポイントがここです！</p>
<p>テイクバックの最深部、この時点で腕は最大内旋状態にあるのが理想的なのですが、最大内旋状態から、外旋に移行していくその瞬間、本当に一瞬だけ腕の力を完全に抜くように意識していってください。１秒にも全然満たないこの一瞬だけ腕の力を完全に抜き、サイレントピリオドを生み出すことにより、コッキングからアクセラレーションと続く一連の投球動作内に於いて、投球腕の活動量を最大に高められるようになるのです。力まずに投げるとは、まさにこの状態のことを言います。</p>
<p>腕の力を投球動作内で、最初から最後まで０％にすることは不可能です。もちろんそれができるのが理想ではありますが、そこには限度のない難しさが存在します。だからこそ必要以上に難しく考えるのではなく、ポイントを絞り、テイクバックの最深部でしっかりと力を抜くことだけを考えれば、力みなくボールを投げることができるようになります。そして無駄な力みをなくすことができれば制球力は向上し、試合の途中で息切れすることもなくなり、まさに良いこと尽くめ！簡単な作業ではありませんが、ぜひ時間をかけて地道に練習を繰り返し、サイレントピリオドを発生させられる投手になってください。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>直球も変化球も同じ腕の振りで投げる方法 - 投手育成コラム</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://column.littlerockheart.com/201201301510.html" />
    <id>tag:column.littlerockheart.com,2012://8.204</id>

    <published>2012-01-30T06:10:27Z</published>
    <updated>2012-01-30T06:45:32Z</updated>

    <summary>ストレート、スライダー、カーブはすべて軌道の異なるボールです。ですがこと腕の振り方に関しては、３つともまったく同じであるべきです。その理由を、この投手育成コラムでは解説していきます。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
    </author>
    
        <category term="変化球" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>変化球は、野球の時代性を象徴しています。例えばロジャー・クレイグ投手が生み出したスプリット・フィンガード・ファストボール（ＳＦＦ）や、レイ・ミラー投手が生み出したサークルチェンジ（チェンジアップ）はそれぞれ８０年代ボール１号、２号と呼ばれていました。このように野球界には、時代それぞれに変化球の流行り廃りがあります。現在で言えばスライダーが流行の絶頂にあり、カーブ（本物のカーブ、あるいはドロップ）が廃れている、と言うことができます。</p>
<p>投手であれば、スライダーとカーブという２つの球種は間違いなく知っていると思います。しかし本来あるべきスライダーの姿、カーブの姿を知っている投手は意外と多くはないのではないでしょうか。現にプロ野球の投手であっても、タイトカーブのことをスライダーだと言って投げている投手がいるほどです。ただ、変化球に関しては完全に投手の主観性であることは間違いありません。その投手がスライダーだと言うならば、それはスライダーなのです。</p>
<p>さて、ここで改めておさらいをしておきましょう。ストレート、スライダー、カーブの投げ方の違いについてを。ボールの軌道はまったく異なるこの３つの球種ですが、しかし腕の振りはまったく同じであるべきなのです。違うのは、リリースをするポイントのみ。ストレートは、ボールを握った人差し指と中指がキャッチャーミットに正対した位置でリリースをします。スライダーは、その２本の指が正対する直前（さらに正対状態に近づくとカットボールとなる）。そしてカーブは、人差し指と中指がキャッチャーミットに正対するかなり前の、親指と中指がキャッチャーミットを向いている段階でリリースをします。このリリース位置の違い以外、ストレート・スライダー・カーブの投げ方には一切違いはあってはならないのです。</p>
<p>ちなみにこのリリースの段階では、腕は内旋状態になくてはなりません。腕を外旋させてボールに回転をかけようとしてしまうと、必ず肩・肘を壊してしまいます。ですが上述したように、腕が内旋した状態ですべて同じ腕の振りで投げることができれば、理論上ではストレートも変化球も肩・肘を壊す可能性は同等となります。変化球を投げたから肩・肘を壊すという理論は成り立たなくなるのです。</p>
<p>さて、冒頭でタイトカーブという言葉を使いましたが、これは腕を外旋させて投げている変化球のことです。リリース位置を変えることでボールに回転を与えるのではなく、腕そのものを回転させることにより、ボールに回転を与える投げ方です。ここで１つ試してみて欲しいことがあります。腕を外旋させた状態で、ゆっくりとフォロースルーの動作をしてみてください。肘頭（ちゅうとう：肘を曲げた時の曲がった先端）が進行方向を向いてしまうことで、肘が伸びたままフォロースルーが進んで行ってしまうと思います。この状態は肘だけではなく、肩にとっても大きなストレスとなります。逆に腕を内旋させた状態でフォロースルーをすると、肘を曲げた内側が進行方向を向き、自然に肘が曲がり、肘関節への大きなストレスを回避することができます。</p>
<p>切れ味の鋭い、誰も打てない変化球を投げられたとしても、それによって自らの肩・肘を痛めてしまっては元も子もありません。ですので変化球は必ず、腕の内旋過程内でストレートとまったく同じ腕の振りで投げるように練習をしましょう。この投げ方をマスターすることができれば肩・肘へのストレスを軽減できるばかりではなく、打者から球種を見極められにくい投手になることもできます。地道なトレーニングは必要ですが、時間をかけてでも挑戦する価値は、十分にあると断言することができます。がんばってみてください！</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>腕を遠回りさせる投手は、打者から見れば打ちやすくなる - 投手育成コラム</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://column.littlerockheart.com/201201231659.html" />
    <id>tag:column.littlerockheart.com,2012://8.192</id>

    <published>2012-01-23T07:59:31Z</published>
    <updated>2012-01-23T08:30:03Z</updated>

    <summary>腕を大きく振って投げる投球動作は、投げるボールに対しほとんどプラスの影響を与えません。それどころか、故障のリスクを高めてしまう結果となります。できるだけ早く修正するようにしてください。</summary>
    <author>
        <name>太友加寿仁</name>
        <uri>http://littlerockheart.com/coach.html#kazu</uri>
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        <category term="ピッチングモーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://column.littlerockheart.com/">
        <![CDATA[<p>１０年一昔と言われますが、その一昔前、「投手は、打者を圧倒できるように腕を大きく振って、大きな動作で投げなさい」と指導されることがありました。しかしこれは多くのコーチがすでに理解している通り、現代では明らかに間違った指導法となります。腕を大きく振ってもそのエネルギーは投げるボールに反映されることはほとんどなく、それどころか腕を大きく振ることによって、打者にとって打ちやすい投手となってしまうためです。実は一昔前どころか、大昔であっても本当の一流ピッチャーたちは、腕を無用に大きく振って投げることはしていませんでした。</p>
<p>なぜ腕を大きく振ると打者にとって打ちやすい投手になってしまうかと言うと、<a href="http://column.littlerockheart.com/201112211523.html" target="_self">以前の投手育成コラム</a>でも書いた通り、打者目線で投手がより三次元に近くなってしまうためです。三次元とは縦・横・奥行きとなるわけですが、腕を大きく振ることによって、横の要素がより強くなってしまうのです。しかし腕をコンパクトに振れば打者目線ではより二次元に近い投球動作となり、打者にとって打ちにくい投手となることができます。</p>
<p>腕を大きく振るということは、打者で言うところのアウトサイドインのスウィングに相当します。つまり動作が遠回りしているだけで、投球パフォーマンスに何のプラスも与えられていないということです。さらに言葉を付け加えれば、パフォーマンスにプラスの影響を与えないどころか、無駄な動作をし、無駄なエネルギーを消費しているために、肩・肘を壊しやすい状態となってしまいます。</p>
<p>では腕を遠回りさせないためにはどのようにすればいいのか？それはリーディングアームと呼ばれる、グラブをはめた手をしっかりと使うことです。近ごろアマチュア投手の中にも剛球投手が増えてきました。これはウェイトトレーニングの敷居が低くなったことが考えられます。アマチュア投手でも簡単に強靭な筋肉を得られるようになったため、理に適った投球動作をマスターしていなくても、腕力だけで剛速球を投げることができてしまいます。アマチュア時代には剛球投手として鳴らした投手が、プロ入り後すぐに肩を痛めて実績を残せないままプロ球界を去っていく姿を多々見かけますが、そのほとんどはこのことが原因の１つと考えられます。つまりアマチュア時代に、本当に理に適った投球動作を習得できていなかった、ということです。</p>
<p>ボールを投げる腕の力だけに頼って投球をする癖をつけてしまうと、リーディングアームの使い方がいつまで経っても上達しません。つまり、一度前にグッと突き出したリーディングアームを、勢い良く体側に巻き取ることで、その反動を使い、スローイングアームが遠回りしないようにするのです。埼玉西武ライオンズの岸孝之投手は、リーディングアームの使い方が非常に上手な投手です。だからこそあの細身の体でも１４０ｋｍを越える切れのあるストレートを投げることができるし、腕が遠回りしない分制球力も高いわけなのです。</p>
<p>スローイングアームが遠回りすることを防ぐためには、スローイングアームの動作そのものを見直すことも大切ですが、それと同じくらい、リーディングアームを上手く使えているかを見直す必要があります。リーディングアームの動作修正だけでスローイングアームの遠回りを防ぐことができれば、スローイングアームに余分な負担をかけずに動作修正を行うことが可能となります。制球力を向上させ、打者から打ちにくいと思われる投手を目指すためにも、もう一度リーディングアームの使い方を見直してみてはいかがでしょうか。</p>]]>
        
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    <title>一流投手は、打者の得意ゾーンに投げる勇気と技術を持つ - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-01-19T07:03:20Z</published>
    <updated>2012-01-19T07:30:08Z</updated>

    <summary>打者が苦手なコースを徹底的に付くピッチング、一流の投手たちはこれをしません。一流と呼ばれる投手は、打者の得意ゾーンに投げる勇気と技術を持っているのです。</summary>
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        <name>太友加寿仁</name>
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        <category term="投球術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>投手の仕事は、打者がヒットを打つことを防ぎ、失点を１つでも少なくし、チームを勝利に導くことにあります。しかしこれを理解していない投手がプロ・アマ問わず非常に多いのではないでしょうか。もちろん時にはプロとプロ、力と力の勝負を観てみたいものですが、しかしコーチという立場から考えれば、やはりメインをそこに置いてはいけない、と言わざるをえません。</p>
<p>一流になれる投手と、そうではない投手。この二者にはたくさんの相違点があります。その中でも今回は、考え方の違いの一つについて書き進めてみようと思います。</p>
<p>まず一流の投手ですが、自分と同じようなレベルの打者と対戦する際、打者が「打てる」と判断し、バットを振ってくるコースにボールを投げます。プロ野球のようなリーグ戦であったり、トーナメント中心のアマチュア野球でも強豪であれば相手選手のデータは集めやすくなります。つまり、打者がどのコースを得意としていて、どのコースを苦手としているか。</p>
<p>プロレベルの投手のように、非常に高い制球力を持った投手であれば、苦手コースを徹底的に突くのも一つの投球術となります。しかしこの場合打者は、追い込まれるまでは苦手なコースには手を出してはくれません。もし打者の苦手なコースに投げたボールがストライクゾーンをギリギリで外れ、ボールを判定されてしまっては、これは無駄な１球となってしまうわけです。</p>
<p>ですが逆に打者の得意なコースを理解していて、そのコースに「近い」ボールを投げることができれば、打者はどんどん手を出して来てくれます。例えば右投手vs右打者の場合、その打者が内角球を得意としているとします。でも内角ギリギリのコースとなれば打率は下がる。この場合、内角に投げれば打者は確実に手を出してきます。しかし内角が得意な打者に対し、素直に内角に投げることは許されません。つまり内角球と見せかけ、内角ギリギリにボールを投げるのです。これが一流投手たちがよく見せる投球術です。</p>
<p>ツーシームやシュートボールのような、内角からさらに内角に動いていくボールも有効ですが、それがない場合、ピッチャーズプレートの一塁側の端から投げ、少しだけ角度の付いたシュート回転しているようなボールを死球を恐れず内角ギリギリを狙って投げれば、ボールの軌道に角度が付く分、打者がバットを振り出す時には内角に入ってくるように見えるわけです。しかし実際コンタクトゾーンに来ると、ボールは内角ギリギリに食い込んでくる。打者が好きなコースに、打者が打てそうだと思えるボールを、少しだけ打者の得意ゾーンから外して投げる。これが一流投手の一流の投球術です。この技術をマスターすることができれば、無駄なボールを使うことなく打者を抑えることができるわけです。</p>
<p>逆に一流になり切れない投手たちは、執拗に打者が打てそうにないコースに投げようとします。しかしこれは投球術という観点からすれば、投球術を持っているとは決して言えません。なぜなら打者の苦手ゾーンがストライクゾーンのど真ん中にあることなどないからです。となれば、打者の苦手なゾーンに厳しく投げようとするほど、打者はボールを見逃すようになり、四球になる可能性が高くなり、WHIPも悪化する結果となってしまいます。投手として、抑えられるはずの打者を四球で出してしまうことほど無駄なことはありません。</p>
<p>僕はよく投球動作に関しても無駄を減らす工夫が必要だと言いますが、投げるボールに関しても同じです。しっかりとした布石があるボール球であれば良いのですが、それがない結果論だけのボール球はまさに無駄な１球で、それが積み重なれば無駄な疲労を招き、リリーフを仰がなければならない投手にしかなれません。</p>
<p>良い投手の条件は、ストライクゾーンにボールを投げることを恐れないということです。そしてさらに一流になるためには、打者の得意ゾーンからほんの少しだけずれたボールを勇気を持って投げられるようになることです。これができるようになれば、１００球をかけずに９回を完投できるエース、そこを目指すことだって可能となるわけです。非常にレベルの高い技術ではありますが、もしあなたが真のエースを目指すのであれば、この一流の投球術をぜひ参考にしてみてください。</p>]]>
        
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    <title>投球動作の無駄を省けば、強い違和感を覚えるのが普通 - 投手育成コラム</title>
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    <published>2012-01-16T08:01:45Z</published>
    <updated>2012-01-16T08:34:23Z</updated>

    <summary>投球動作内から、無駄な動作を省けば省くほど、エネルギーはボールに伝わりやすくなります。しかし無駄を省こうとすると、新しい動作に強い違和感を覚えることがあります。それはなぜなのでしょうか？</summary>
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        <name>太友加寿仁</name>
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        <![CDATA[<p>投球動作を作り上げる際、まず考えなければならないのは、ボールに対しどれだけスムーズにエネルギーを伝えられるかということです。つまり、いかにして投球動作内に存在する無駄な動作を省けるか、ということです。投球動作内に無駄な動作が多く存在していると、その分だけエネルギーがスムーズにボールに伝わらなくなります。しかし無駄な動作を１００％省くことはとても難しいことです。プロで活躍する投手であっても、無駄な動作が１％も存在しない投手はいません。大切なのは、無駄な動作の一切をなくすことではなく、無駄な動作を可能な限り減らしていくことにあります。</p>
<p>コーチングをしていて気付くのは、投球動作内に無駄な動作が多く存在している投手の多さです。無駄な動作が一切ないという投手はほとんど存在せず、無駄な動作が少しくらいあることは問題ではありません。しかしその無駄な動作が多いと、これは大きな問題へと発展していきます。</p>
<p>無駄な動作は、投げるボールに対し一切プラスの影響を与えないどころか、マイナスの影響を与えている動作だと言い換えることができます。ボールに対しマイナスの影響を与えるだけならまだしも、無駄な動作は体力の消耗も大きいのです。例えばスタミナ強化のトレーニングを積んでも、どうしても試合の後半で崩れてしまう投手は、スタミナ強化を考える前に、投球動作に無駄な動作が多くないかを再考するべきでしょう。</p>
<p>無駄な動作が体力の消耗を激しくするということは、球威は球数を増やすに連れ目に見えて衰えることになります。試合の前半と後半で明らかに球威が異なってくると、投手は無意識のうちに体に力みを与えて球威を取り戻そうとします。しかし力んで投げるほど、それは肩・肘に大きなストレスを与え、野球肩・野球肘の大きな原因となっていくのです。</p>
<p>投球動作内に無駄な動作が少なければ、スタミナを余分に消耗することもなく、試合の後半で明らかに球威が衰えることもなくなります。そうなれば１試合を通して力まず投げられるため、肩・肘へのストレス、疲労も軽減され、故障をしない投手になることができます。無事是名馬、と言いますが、これは野球選手にも当てはまります。いくら野球技能が高くても、頻繁に故障する選手は上のレベルや、プロ野球に進むことはできません。</p>
<p>さて、実際に無駄な動作を投球動作内から取り除く作業ですが、これは決して簡単ではありません。中には根本的に投球フォーム（フォーム＝見た目）を変えなければならない投手もいます。そこまでじゃなくとも、モーション（動作）を変える必要はあります。フォームが一緒でも、モーションを変える場合、これも決して簡単な作業ではありません。中には新しいフォーム、モーションに強い違和感を覚え、変更を拒否する投手もいます。しかしこれは間違っています。</p>
<p>投球動作とは長年の経験と、その経験の蓄積に基づいて行われています。つまり骨格・筋肉は、長年の動作を行いやすいように成長しているため、それを変えようとした際、体に強い違和感を覚えることは当たり前のことなのです。逆に違和感をまったく感じないという場合、それは明らかにこれまでの反復練習が不足しているという証拠となるわけです。</p>
<p>リトルロックハートの投手コーチングは、その場限りのコーチングではありません。長い目で見て、その投手に対し最善だと考えられるコーチングを行っています。その理由はここに通じており、新しい投球動作を取り入れる場合、数週間～数ヵ月かけ、骨格・筋肉を新しい動作に馴染ませる必要があるのです。</p>
<p>ですので投球動作を見直す場合、新しい動作に違和感を覚えても、その取組みを「良い」と信じている限り、決して途中で投げ出さないでください。投球動作を変え、違和感を覚えるのは当たり前のことなのです。新しい動作の良し悪しは、新しい動作が骨格・筋肉に馴染んだあとのベストパフォーマンスを見てから判断するようにしてください。</p>]]>
        
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